「1号?2号?3号?何のこと?」「うちは共働きだけど、何号になるの?」
そんな保活初心者の疑問に答えるために、教育認定(1号)と保育認定(2号・3号)の違いを、図や表でわかりやすく解説します。
- ✅ 1号・2号・3号って何?
- ✅ 共働きや育休中は何号?
- ✅ 無償化とどう関係あるの?
迷いやすい認定の申請方法や変更の可否についても丁寧にご紹介します。

園の説明会で「うちは1号です」って言われたけど、うちは違うの…?

パパ:3号って何?知らなかったんだけど…

お任せ〜!それぞれの認定と条件をぜんぶ教えちゃうよ!
教育認定と保育認定の違いとは?
子どもが保育施設に通うには、まず自治体から「認定」を受ける必要があります。
この認定には、以下の3つの種類があります:
- 1号認定:教育を目的とした「幼稚園」利用など
- 2号認定:保育を必要とする「3歳〜5歳児」
- 3号認定:保育を必要とする「0歳〜2歳児」
つまり、施設の種類(幼稚園・保育園)だけでなく、子どもの年齢と保護者の働き方によって認定が分かれるのです。
【早見表】1号・2号・3号の違いまとめ
認定 | 対象年齢 | 保護者の状況 | 利用できる施設 | 主な利用目的 |
---|---|---|---|---|
1号 | 3〜5歳 | 専業主婦・短時間パートなど | 幼稚園・認定こども園 | 教育(短時間) |
2号 | 3〜5歳 | 共働き・育休・介護中など | 保育園・認定こども園 | 保育(長時間) |
3号 | 0〜2歳 | 共働き・育休・介護中など | 保育園・認定こども園・小規模園 | 保育(長時間) |

1号=幼稚園タイプ、2号3号=保育園タイプって覚えるとカンタンだよ〜!
認定の種類と「無償化」の関係
2019年からスタートした「幼児教育・保育の無償化」。認定の種類によって対象や上限が異なるので注意が必要です。
認定 | 無償化の内容 | 上限額(月) |
---|---|---|
1号 | 幼稚園の利用料 | 25,700円 |
2号 | 保育料が無償(認可園のみ) | 制限なし(実費) |
3号 | 保育料が無償(認可園のみ) | 制限なし(実費) |
1号の預かり保育については、保育の必要性がある家庭のみ上限11,300円まで補助が出ます。

1号は教育、2号・3号は保育」って分けて考えると、無償化の条件もスッキリするよ!
どれを選べばいい?家庭別の目安
認定の種類は「どの施設を使いたいか」+「保育の必要性があるか」で決まります。
✅ 家庭別のよくあるケース
家庭の状況 | 認定の目安 |
---|---|
専業主婦・短時間パート | 1号認定(幼稚園) |
共働き(フルタイム) | 2号認定(保育園) |
0〜2歳の子ども | 3号認定(保育園) |
育休中で兄弟の保育園を継続希望 | 2号または3号を継続(要確認) |
幼稚園+預かり保育をフルで使いたい | 1号+保育の必要性認定(上限補助あり) |

「預かり保育をフルで使いたい」なら1号+保育認定が必要なんだね!

うんうん、それで上限11,300円まで補助してくれるんだ〜!
よくある質問とベビすけの補足
Q. 認定は自分で選べる?
A. 原則として、希望する施設と保護者の状況に応じて決まります。「1号希望だけど共働きだから2号に変更して」とはできません。 Q. 認定は変更できる?
A. 転職や復職など家庭の状況が変われば、認定変更の申請は可能です。園や自治体に確認しましょう。 Q. 兄弟で認定が違っても大丈夫?
A. 可能です。上の子が1号(幼稚園)、下の子が3号(保育園)というパターンも珍しくありません。 Q. 認定によって申し込み時期は変わる?
A. はい。保育認定(2号・3号)は自治体の一斉受付期間があるため、1号より早いケースが多いです。

わかりづらい認定制度だけど、年齢×家庭環境の組み合わせで見れば理解しやすいよ〜!
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