「そもそも保育園と幼稚園って何が違うの?」というパパ・ママ向けに、制度・費用・1日の流れ・申込のタイミングまでやさしく整理しました。
働いている/いないに関わらず、どちらも選べる時代。この記事では、「うちにはどっちが合っているのか?」が分かるように、診断チャートもご用意しています。

ベビすけ
ぼくも最初は「保育園=あずけるところ」「幼稚園=おべんきょう?」ぐらいのイメージだったよ!でもぜんぜんそれだけじゃなかった〜
保育園と幼稚園、いちばんの違いは“目的”
大きなちがいは、目的と運営主体です。
- 保育園:子どもを「保護者の代わりに預かる」福祉施設(厚生労働省管轄)
- 幼稚園:子どもを「教育する」教育機関(文部科学省管轄)
その他にも、対象年齢・利用時間・保育士の資格などにちがいがあります。
📊 <図解>保育園と幼稚園の違い(目的・時間・対象・費用)
比較項目 | 保育園 | 幼稚園 |
---|---|---|
目的 | 保護者が働く間の保育(福祉) | 子どもへの教育(学校) |
所管 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
対象年齢 | 0歳〜小学校就学前 | 基本3歳〜小学校就学前 |
保育時間 | 7:30〜18:30(延長あり) | 9:00〜14:00(預かりあり) |
先生の資格 | 保育士 | 幼稚園教諭 |
休園日 | 日祝・年末年始(基本は通年) | 土日祝・春夏冬休みあり |
給食 | あり(自園調理または配送) | あり or 弁当(園による) |
保育料 | 所得に応じて変動 | 定額(+預かり保育料) |

ベビすけ
幼稚園は「教育機関」だから、春・夏・冬休みがあるんだね〜!
共働きなら預かり保育の時間もチェックしないと…!
ざっくりいうと、うちにはどっちが向いてる?
- 保育園:共働き/育休明け/求職中 → 長時間預けたい人向け
- 幼稚園:家庭保育あり/教育重視 → 短時間&カリキュラム型
- こども園:その中間。保育園とほぼ同じ使い方も

ベビすけ
「昼間にママパパが家にいるか?」がまず1つの判断ポイントになるってことだね!
保育園の種類と入り方(認可・無認可・小規模)
保育園は大きく分けて3種類あります。
- 認可保育園:自治体が決めた基準をクリアした園。人気が高く「点数」で入園が決まる。
- 認可外(無認可)保育園:独自の基準で運営。柔軟だけど、費用が高めの場合も。
- 小規模園・企業主導型:少人数制や勤務先提携型など。預けやすい反面、年齢制限や転園が必要なことも。
幼稚園の種類と入り方(私立・公立・こども園)
幼稚園は主に以下の3タイプに分かれます。
- 私立幼稚園:独自の教育方針やカリキュラム。園バスや制服があることが多い。
- 公立幼稚園:自治体運営で費用が安いが、定員が少なめなことも。
- 認定こども園:保育園+幼稚園のハイブリッド。2号認定があれば長時間保育OK。

ベビすけ
ぼく、こども園って最近まで知らなかった!保育園とそっくりで、共働きでも使いやすいんだよね〜
1日のスケジュールはこんなにちがう!
保育園と幼稚園では、1日の流れも大きく異なります。
- 保育園:朝7:30〜夕18:30(延長19:00〜20:00)、昼寝あり
- 幼稚園:9:00〜14:00が基本。預かり保育で16:00や18:00まで延長も可能
実際には園によっても異なるので、見学時に「登園時間」「昼寝」「お迎え」などはしっかりチェックしておきましょう!
保育料と無償化の仕組み
現在は3〜5歳児クラスは基本的に「無償化」されています。ただし注意点もあります。
- 保育園:収入に応じた保育料(住民税ベース)
- 幼稚園:定額(数千〜2万円台)+預かり保育料
- 認可外園は「上限ありの補助金」が出るが、実費は高めのことも
自治体の保育料シミュレーターを使うのがベストです。
【ベビすけ診断】うちはどっちタイプ?
以下の診断チャートで、あなたのご家庭がどのタイプに近いかチェックしてみましょう!
✅ かんたん診断:うちに合ってるのはどっち?
下のチェックをつけて数を数えてみてください。
▶ 診断チェックを開く
✅ チェック数が…
- 5個以上 → 保育園タイプ
- 3〜4個 → こども園タイプ
- 0〜2個 → 幼稚園タイプ
ベビすけ:
おぉ〜、ぼくは保育園タイプかな!?
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よくある疑問Q&A
- 求職中でも保育園に入れる?
→ 自治体によって「求職中でもOK」の期間が設定されていることが多い(最大3ヶ月など) - 幼稚園って3歳未満でも入れる?
→ 基本的には3歳から。満3歳児クラスがある園も - 兄弟で別の園にするのはOK?
→ 保育時間・方針・アクセスの兼ね合いで選ぶ家庭もある。送迎の導線には注意!
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