【ママ友、疲れた…】は、あなただけじゃない。無理しない作り方と、心地よい距離の見つけ方

ママ

公園で楽しそうにおしゃべりしてるママたちを見ると、「私も輪に入らなきゃ」って焦る。でも、何を話せばいいか分からないし、無理して笑ってる自分に、どっと疲れちゃう…。

「ママ友」という、魔法のようで、呪いのような言葉。
その響きに、少しだけ、心が疲れていませんか。

孤独は怖い。でも、誰かと一緒にいることが、もっと怖い時もある。その複雑な気持ち、あなただけが感じているものではありません。

この記事は、あなたを「コミュニケーション上手な人気者のママ」に変えるためのものではありません。今のあなたのままで、あなた自身が、心地よくいられるための、心の処方箋です。

【大前提】そもそも、「ママ友」は本当に必要？

まず、あなたを縛る最大の呪いを解き放ちましょう。

結論：気の合う「親友」はいた方が絶対に心強い。でも、数合わせの「ママ友」は、いなくても全く困らない。

学生時代の友達のように、何でも話せる心からの友人が、ママになってからできたら、それは奇跡のような幸運です。でも、それは宝くじに当たるようなもの。最初からそれを目指すと、苦しくなるだけです。

ベビすけ

ママが、無理して笑ってる顔を見るのは、僕もなんだか悲しいよ。ママが心から笑える人とだけ、一緒にいてほしいな。

「友達を作ろう！」と意気込むと、空回りしがち。まずは「挨拶して、ちょっと話せる人がいたらいいな」くらいの、軽い気持ちでいましょう。

【ポイント】
無理に自分を語る必要はありません。「そのマグ、可愛いですね」「もう寝返りするんですね！」など、子どものことをきっかけに話しかけるのが、一番自然で、簡単です。

良かれと思ってしたことが、関係をこじらせることも。心地よい関係を続けるために、以下の「境界線」を意識してみてください。

詮索しない、されない：パパの職業、家のローン、学歴など、プライベートな話題は避けるのが大人のマナーです。
マウンティングは、しない・乗らない：「うちの子はもう歩いた」「うちはブランド物の服しか着せない」といった自慢話は、笑顔で「すごいですねー」と聞き流しましょう。あなたが同じ土俵に立つ必要はありません。
グループLINEは「既読スルー」でOK：終わらないおしゃべりLINEに、毎回返信する必要はありません。通知はオフにして、本当に必要な連絡だけ確認すれば十分です。

あなたの心を守れるのは、あなただけです。

「この人とは、ちょっと合わないな」と感じたら、罪悪感なく、そっと距離を置きましょう。

静かにフェードアウトする勇気：ランチの誘いを「子どもの体調が…」「予定があって…」と、やんわり断ることを繰り返せば、相手も察してくれます。
悪口や噂話には絶対に乗らない：「そうなんですねー」と、肯定も否定もせず、聞き役に徹しましょう。そして、そっとその場を離れましょう。
「ママ」じゃない自分に戻れる場所を持つ：これが最強の処方箋かもしれません。学生時代の友人、趣味の仲間、会社の元同僚…。ママという鎧を脱いで、素のあなたでいられる場所を、大切にしてください。