断乳・卒乳が終わったあと、なぜか涙が出てきたり、胸がぎゅっと苦しくなったりしていませんか。
「ちゃんと卒乳できたのに、どうしてこんなに寂しいの?」
そんな気持ちになるのは、あなただけではありません。
この記事では、断乳・卒乳のあとに寂しくなったり、泣いてしまったりする理由と、気持ちを少しずつ整えていくヒントを、やさしくわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 断乳・卒乳後に寂しくなる3つの理由
- 泣いてしまう期間の目安と気持ちの波
- 断乳と卒乳で寂しさの感じ方が違う理由
- 無理なく気持ちを整える3つの考え方
- 授乳に代わるスキンシップのアイデア
- 後悔してしまったときの整理法
- つらい日に試したい現実的な対処法
断乳・卒乳のあとに寂しくなったり、涙が出たりするのは、めずらしいことではありません。
それは「弱いから」ではなく、親子の大きな節目に心と体がついていこうとしている反応のひとつです。
強い落ち込みが続く、眠れない、食べられない、育児や家事が回らない、自分を傷つけたくなる気持ちがある――そんなときは、ひとりで抱えず相談先につながって大丈夫です。
断乳・卒乳が「こんなにつらい」と感じるのは、あなたが弱いからじゃない
まず先に、いちばん大事なことを言います。
断乳・卒乳が寂しくて泣いてしまうのは、“気持ちの問題だけ”ではありません。
育児の節目には、からだ・こころ・生活がいっぺんに動きます。つらくなるのは自然なことです。

授乳の終わりは、体のリズムが切り替わる時期です。授乳中に多く分泌されていたプロラクチン・オキシトシンといったホルモンが減り、体調や気分が揺れやすくなることがあります。妊娠中・産後の体の変化 と同じく、自然な生理的反応です。
「赤ちゃん期が終わるんだ」と実感して、喪失感のような気持ちが出てくることがあります。0歳児の成長 を振り返ると、改めて節目の大きさに気づく方も多いです。
寝かしつけや安心のルーティンが変わることで、親も子も落ち着かなさを感じやすくなります。特に夜の寝かしつけでは、夜泣き対策 と合わせて新しい習慣を作っていく必要があります。
※大切な注意
強い落ち込み・不眠・食欲低下が続く、日常が回らないほどつらい…という場合は、無理に一人で抱えず、産婦人科や地域の相談窓口、心療内科・カウンセリングなどに相談してください。この記事は診断や治療の代わりではありません。
寂しいって思えるのは、ちゃんと愛してきた証拠だよ。泣いてしまっても大丈夫。無理に元気になろうとしなくていいよ。
「泣いてしまうのは普通?」いつまで続く?
| 期間の目安 | 傾向 |
|---|---|
| 数日〜1〜2週間 | 多くの方が落ち着いてくる時期 |
| 2週間〜1ヶ月 | 波はあるが、少しずつ強さが弱まる |
| 数ヶ月後 | ふとしたときに思い出して切なくなる程度 |
ポイントは、“ずっと同じ強さで続く”ことは多くないということ。
波はありつつ、少しずつ「思い出として受け止められる」方向へ変わっていくことが多いです。

断乳と卒乳の違い:寂しさが強くなりやすいのはどっち?

子ども主体で自然に減っていくことが多く、気持ちの準備をしやすい傾向があります。
大人の判断で区切ることが多く、「決めたのは自分なのに寂しい」という気持ちが出やすいことがあります。仕事復帰や次の妊娠、授乳トラブルなどの理由で踏み切る場合、罪悪感とセットになりやすい傾向もあります。
どちらが良い・悪いではなく、その家庭に合ったやめ方だったかどうかが大切です。
寂しさを無理に消そうとしなくていい(むしろ逆効果なことも)
| NG | おすすめ |
|---|---|
| 「早く忘れなきゃ」「泣いちゃダメ」と無理に押し込める | 「寂しいんだな」と気持ちをそのまま認める |
「早く忘れなきゃ」「気にしないようにしなきゃ」と思うほど、気持ちは強くなることがあります。
ここで大切なのは、寂しさを否定しないことです。
気持ちがラクになる3つの考え方
- 寂しい=悪ではない(自然な感情)
- “終わり”じゃなくて“形が変わる”(関係は続く)
- 涙が出る日は、休むサイン(頑張りすぎの合図)
📝 1分だけのミニワーク
いまの気持ちを、スマホのメモに1行だけ書いてみてください。
例:
・寂しい
・やりきった気もする
・まだ抱っこしていたい
うまくまとめなくて大丈夫です。言葉にするだけで、気持ちが少し整理されることがあります。
断乳・卒乳後もできるスキンシップ(“関係が薄れる不安”をほどく)
授乳が終わると、「子どもとのつながりが薄くなる気がする」と不安になります。
でも、スキンシップの形が変わるだけで、親子の安心感は作れます。
今日からできるスキンシップ例

| スキンシップ | ポイント |
|---|---|
| ☑ 抱っこ | 短くてもOK。「ぎゅー」だけでも十分 |
| ☑ 寝かしつけ | 授乳の代わりに、背中トントン+同じ声かけ |
| ☑ 絵本 | 毎日同じ1冊でも「いつもの安心」になる |
| ☑ 声かけ | 「大好き」「今日もありがとう」を言葉にする |
| ☑ 手遊び | 「いっぽんばし」「ちょちちょち」など短時間でOK |
授乳が終わっても、親子のつながりは終わらないよ。形を変えて、もっと深く育っていくんだ。
後悔してしまうとき:自分を責めないための整理法
「もっと続ければよかったのかな」「早すぎたかも」
そう思ってしまうのは、選択を真剣に考えた人ほど起こりやすいです。
「もっと続ければよかったのかな」「早すぎたかも」と思ってしまうのは、選択を真剣に考えた人ほど起こりやすいことです。
その選択は「間違い」じゃなくて、家族に合う形を探した結果だよ。後悔している気持ちがあっても、がんばって考えたこと自体に意味があるよ。
どうしてもつらい日:気持ちを軽くする“現実的な対処法”
💝 パートナーに伝えるのが難しいときは
「言わなくてもわかってほしい」と思いがちですが、産後のメンタル変化はパートナーには見えにくいもの。「寂しい」「涙が出る」と短く伝えるだけで、対応が変わることがあります。
・自治体の子育て相談、保健センター
・産婦人科、小児科
・こころの不調が強いときは心療内科やカウンセリング
「これくらいで相談していいのかな」と迷う段階でも大丈夫です。
よくある質問(FAQ)
まとめ:寂しさは、愛してきた証拠
- 断乳・卒乳後に寂しくなるのは珍しくない
- からだ・こころ・生活の変化が重なってつらくなることがある
- 無理に消そうとせず、形を変えたスキンシップで安心はつくれる
- しんどい日は、休む・減らす・相談するで大丈夫
断乳・卒乳は「終わり」ではなく、親子の関係が次の形へ進む合図でもあります。
あなたのペースで大丈夫。今日できることを、ひとつずつで十分です。
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