
レシピ本に「絹豆腐くらいの固さ」って書いてあるけど、実際にやってみると「これでいいの?」って毎回不安。固すぎてむせちゃったらどうしよう…。

野菜のつぶし方とか、肉の柔らかくする方法とか、感覚で覚えるしかないのかな?毎回失敗してる気がするんだけど…。
離乳食の「固さ」って、本当に手探りですよね。「ヨーグルトくらい」「絹豆腐くらい」「バナナくらい」と言われても、実際に作る時は「これで合ってるのかな?」と毎回不安になります。
固すぎると噛めずに吐き出すし、柔らかすぎると丸のみしてしまう。ちょうどいい固さの調整って、月齢別記事を読んだだけではなかなか掴めません。
この記事では、月齢別の固さの目安(身近な食材で完全早見表)に加えて、「合っていないサイン」の見極め方、そして食材別の失敗しないつぶし方・調理のコツまで、これ1記事で完結する完全ガイドをお届けします。
固さの正解は「赤ちゃんが食べやすい固さ」!月齢通りに進めなくていいんだよ!
まず最初に|なぜ「固さ」がそんなに大事なのか
具体的なテクニックに入る前に、固さの基本的な考え方をお伝えします。これを知っているだけで、不安がぐっと減ります。
固さは「飲み込む練習」のステップ
離乳食の固さは、月齢が進むごとに段階的に固くなります。これには明確な意味があります。
| 固さ | 赤ちゃんが練習していること |
|---|---|
| なめらかペースト(ゴックン期) | 「飲み込む(ゴックン)」動き |
| 絹豆腐くらい(モグモグ期) | 「舌でつぶす(モグモグ)」動き |
| バナナくらい(カミカミ期) | 「歯ぐきでつぶす(カミカミ)」動き |
| 肉団子くらい(パクパク期) | 「歯ぐきで噛みちぎる」動き |
つまり、固さは赤ちゃんの「口の動き」を育てるためのもの。栄養を摂る目的だけなら、すべてペーストでもいいわけです。
月齢ぴったりに進める必要はない
ここが一番大事なポイント。赤ちゃんの口の発達には個人差があります。
- 5か月でモグモグ期の固さが食べられる赤ちゃんもいる
- 8か月でもなめらかペーストしか食べない赤ちゃんもいる
- 10か月で急にバナナくらいの固さが食べられるようになる子もいる
「教科書通りに進めなきゃ」と焦る必要はありません。わが子のペースが正解です。
「失敗しても戻せる」という安心感
固さで失敗しても、まったく問題ありません。固さを進めて吐き出したら、1段階戻せばいいだけです。
「この固さは早かったか〜、また柔らかくしてみよう」と気軽に行き来できるのが、離乳食の固さです。失敗を恐れず、いろいろ試してみてください。
固さは進んだり戻ったりしてOK!行ったり来たりしながら、その子のペースで進もうね!
月齢別 固さの目安(身近な食材で完全早見表)
レシピ本でよく見る「絹豆腐くらい」「バナナくらい」を、月齢別に整理した完全早見表です。

5〜6か月(ゴックン期):なめらかペースト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固さの目安 | ヨーグルトより少しゆるい〜ヨーグルトくらい |
| 身近な食材で言うと | プレーンヨーグルト・薄めたポタージュ |
| 赤ちゃんの口の動き | 飲み込む(ゴックン) |
| 判断方法 | スプーンを傾けるとトロッと垂れる |
| 食材の大きさ | 粒なし・完全になめらか |
★ポイント:「飲み込めること」が最優先。少しでもザラつきがあると、舌で押し出してしまうことが多いです。
👉 詳しい進め方:【ゴックン期(5〜6か月)の進め方】完全ガイド
7〜8か月(モグモグ期):絹豆腐くらい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固さの目安 | 絹豆腐・プリンくらい |
| 身近な食材で言うと | 絹豆腐・プリン・茶碗蒸し |
| 赤ちゃんの口の動き | 舌でつぶす(モグモグ) |
| 判断方法 | 指で軽く押すとつぶれる |
| 食材の大きさ | 2〜3mmのみじん切り、粒つぶしOK |
★ポイント:急にこの固さにすると赤ちゃんがびっくりすることも。ゴックン期から2週間かけて徐々に固くしていきます。
👉 詳しい進め方:【モグモグ期(7〜8か月)の進め方】完全ガイド
9〜11か月(カミカミ期):バナナくらい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固さの目安 | 歯ぐきでつぶせるバナナくらい |
| 身近な食材で言うと | 熟したバナナ・煮込みハンバーグ |
| 赤ちゃんの口の動き | 歯ぐきでつぶす(カミカミ) |
| 判断方法 | 指でつぶせるけど、絹豆腐より弾力がある |
| 食材の大きさ | 5〜7mmの角切り、手づかみ用は1〜2cmスティック |
★ポイント:手づかみ食べが始まるので、持ちやすいスティック状にすると食べやすいです。
👉 詳しい進め方:【カミカミ期(9〜11か月)の進め方】完全ガイド
12〜18か月(パクパク期):肉団子くらい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固さの目安 | 歯ぐきで噛める肉団子くらい〜大人並み |
| 身近な食材で言うと | 肉団子・つくね・煮込み野菜 |
| 赤ちゃんの口の動き | 歯ぐきで噛みちぎる、奥歯で噛む |
| 判断方法 | 大人より少し柔らかいくらい |
| 食材の大きさ | 1〜2cmの角切り、奥歯が生えたら大人並み |
★ポイント:1歳半頃から奥歯が生えてきます。歯の生え方に合わせて固さもUPさせましょう。
👉 詳しい進め方:【パクパク期(12〜18か月)の進め方】完全ガイド
身近な食材で覚えれば、毎回手で確認できる!ヨーグルト・豆腐・バナナ・肉団子の4つを覚えてね!
「固さが合っていないサイン」を見逃さない3つのチェック
赤ちゃんは「固さが合わない」と必ず教えてくれます。3つのサインを覚えておけば、すぐに調整できます。

サイン①:丸のみしてしまう→柔らかすぎ・小さすぎ
赤ちゃんが噛まずに、そのままゴクンと飲み込んでしまう状態です。これは「噛む必要がない」から起きます。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| 固さが柔らかすぎる | 1段階固くする(例:絹豆腐→木綿豆腐) |
| 食材が小さすぎる(みじん切り過剰) | 少し大きめにカット(2mm→5mm) |
| すべてペーストになっている | 食材の形を残す(角切りや粗みじんを混ぜる) |
★放置すると…噛む練習にならず、後の月齢で固いものが食べられない原因に。気づいたら早めに調整を。
サイン②:ベーッと出す→固すぎ・大きすぎ
口に入れた食べ物を、舌で押し出してしまう状態。これは「飲み込めない・つぶせない」サインです。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| 固さが固すぎる | 1段階柔らかくする(例:バナナ→絹豆腐) |
| 食材が大きすぎる | 1段階小さく(7mm→5mm) |
| 食感が苦手(繊維質・粒) | 裏ごし・ハンドブレンダーでなめらかに |
★ポイント:「ベーッ」は赤ちゃんからのサイン。「無理だよー」と教えてくれているので、素直に固さを戻してあげてください。
サイン③:むせる→固すぎ・粒が残りすぎ
食事中にむせ込む状態。これは飲み込めない粒が喉に引っかかっている可能性があります。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| 粒が大きく残っている | もっと細かくつぶす・ハンドブレンダー使用 |
| 水分が少なくパサつく | 茹で汁・出汁・お湯でとろみをつける |
| 繊維質が多い(ほうれん草の茎など) | 葉だけ使う、または茎は柔らかく茹でる |
★注意:頻繁にむせる場合は、誤嚥のリスクがあります。固さ・大きさを必ず1段階戻してください。心配な場合はかかりつけ医に相談を。
赤ちゃんは口で「合ってない!」って教えてくれる!サインを見たら、調整してあげてね!
食材別 失敗しないつぶし方・調理のコツ
食材ごとに、つぶし方や柔らかくする方法が違います。よく使う食材カテゴリ別に、実践テクニックを紹介します。

主食(米・パン・うどん)のつぶし方
| 食材 | 調理のコツ |
|---|---|
| 10倍がゆ(5〜6か月) | 米1:水10で炊いて、ハンドブレンダーでなめらかに |
| 7倍がゆ(7〜8か月) | 米1:水7で炊いて、軽くつぶす(粒残しOK) |
| 5倍がゆ(9〜11か月) | 米1:水5で炊いて、つぶさず |
| 軟飯(11〜12か月) | 米1:水3で炊く |
| 食パン | 耳を取り、ミルクや出汁でふやかしてからつぶす |
| うどん | 柔らかく茹でて、月齢に合わせた長さにカット |
野菜のつぶし方(根菜・葉物・実野菜)
| カテゴリ | 食材例 | 調理のコツ |
|---|---|---|
| 根菜 | にんじん・大根・かぼちゃ・さつまいも | 柔らかくなるまで茹でて、月齢に合わせてつぶす(マッシャー・ブレンダー) |
| 葉物 | ほうれん草・小松菜・キャベツ | 葉だけ使う、茎は柔らかく長めに茹でる、繊維を断ち切るように切る |
| 実野菜 | トマト・きゅうり・なす | 皮と種を取り除く、加熱してから刻む |
| ブロッコリー | ブロッコリー | つぼみ部分のみを柔らかく茹でて、ハンドブレンダーでペースト |
タンパク質のつぶし方(豆腐・魚・肉・卵)
| 食材 | 調理のコツ |
|---|---|
| 豆腐 | 必ず加熱(電子レンジでもOK)、ペースト状からそのままへ段階的に |
| 白身魚(鯛・ヒラメ) | 骨と皮を取り、加熱してほぐす、片栗粉でとろみをつけると食べやすい |
| 鮭 | 同上、塩鮭は塩抜きする |
| 鶏ささみ | 茹でてから細かくほぐす、片栗粉でとろみをつける |
| 鶏ひき肉・牛豚ひき肉 | 茹でこぼして脂を抜き、片栗粉でとろみをつける |
| 卵黄(7か月〜) | 固ゆで20分、耳かき1さじから少量ずつ |
| 全卵(8か月〜) | 必ずしっかり加熱、最初は少量から |
果物のつぶし方
| 食材 | 調理のコツ |
|---|---|
| りんご | 5〜6か月は加熱してすりおろし、9〜11か月から生でOK |
| バナナ | 熟したものをフォークでつぶす(離乳食初期から加熱推奨) |
| みかん | 薄皮と筋を取り除く、果汁から始める |
| イチゴ | 潰してから加熱、種が気になる場合は裏ごし |
★詳しい食材ごとのOK/NG判定は、ベビすけナビの食材デビューチェッカー(無料)で確認できます。
知っておきたい3つの調理テクニック
食材を「ちょうどいい固さ」にするための、覚えておくと便利な3つのテクニックです。
テクニック①:茹で汁・出汁でなめらかに
食材をつぶすときに、水で伸ばすのではなく茹で汁・出汁を使うのがコツ。
- 水だと:味が薄まり、栄養も流れる
- 茹で汁・出汁だと:味と栄養を保ちつつ、なめらかさを出せる
野菜の茹で汁はそのまま使う、または昆布・かつお出汁を取り分けておくと便利です。
テクニック②:片栗粉でとろみをつける
パサつきがちな食材(肉・魚・葉物)は、片栗粉でとろみをつけると一気に食べやすくなります。
| 使い方 | 分量の目安 |
|---|---|
| 片栗粉を水で溶く | 片栗粉:水=1:1 |
| 食材に加える | 食材100gに対して、水溶き片栗粉小さじ1〜2 |
| 加熱する | とろみがつくまで弱火で混ぜる |
とろみをつけることで、食材が口の中でまとまって飲み込みやすくなります。むせ対策にも◎。
テクニック③:ハンドブレンダーの威力
離乳食で最強のアイテムがハンドブレンダーです。
- ペースト作り:5〜6秒で野菜がなめらかペーストに
- 粗みじん作り:短時間で押すだけで粗みじんに
- 少量からOK:大さじ2〜3でも対応できる
- 洗いやすい:パーツが少なく、すぐ洗える
離乳食卒業後も、スープ・ポタージュ・スムージー作りで大活躍。1台あると本当に便利です。
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段階的に固くする進め方のコツ
固さを進める時は、「急に変えない」「徐々に慣らす」が鉄則です。
急に固くしない、2週間かけて段階アップ
「7か月になったから絹豆腐!」と急に固くすると、赤ちゃんはびっくりして拒否することがあります。2週間かけて段階的に固くするのが理想です。
| 週 | 固さの調整 |
|---|---|
| 1週目 | これまでの固さに少しだけ粒を残す(80%ペースト + 20%粒) |
| 2週目 | 粒の割合を増やす(50%ペースト + 50%粒) |
| 3週目 | 新しい固さに完全移行(粒メイン、所々ペースト) |
1食の中で固さを混ぜる方法
赤ちゃんが新しい固さを嫌がる時は、慣れた固さと混ぜるのもおすすめです。
- 例:新しい固さの野菜 + これまでの固さのおかゆ
- 例:新しい食材は柔らかく、慣れた食材は固く
- 例:1口だけ新しい固さ、他はこれまでの固さ
こうすることで、「新しい固さ=びっくり!」を最小限にできます。
戻すことを恐れない
固さを進めて拒否されたら、素直に戻してあげてください。
- 「先月できたのに…」と気にしない
- 1〜2週間戻しても何の問題もない
- 戻すことで、赤ちゃんに「食事は安心できる時間」と覚えてもらう
進む・戻る・進むを繰り返しながら、徐々に上のステージへ進んでいくのが、離乳食の自然な姿です。
一直線に進む必要なし!行ったり来たりしながら、その子のペースで進めばいいんだよ!
あるある悩みQ&A
固さに関する「あるある」な悩みをまとめました。
Q. 固さを進めたら吐いてしまった
慌てなくて大丈夫!固さを進めて吐くのは、「まだ早かった」サインです。1段階戻して様子を見てください。
1〜2週間後、再チャレンジすると、すんなり食べられることもあります。「タイミングがちょっと早かっただけ」と気軽に考えて。
Q. 月齢通りの固さを嫌がる
個性です!月齢ぴったりに進める必要はありません。その子の口の発達に合わせるのが正解。
1〜2か月遅くても、何の問題もありません。「今は柔らかい固さがちょうどいいんだね」と受け入れて、ゆっくり進めましょう。
Q. 大きさはどう変える?
大きさは固さとセットで考えます。月齢別の目安:
| 月齢 | 大きさの目安 |
|---|---|
| 5〜6か月 | 粒なし(完全になめらか) |
| 7〜8か月 | 2〜3mmのみじん切り |
| 9〜11か月 | 5〜7mmの角切り、手づかみ用は1〜2cmスティック |
| 12〜18か月 | 1〜2cmの角切り |
Q. 冷凍したものを温めると固さが変わる
あるある悩みです。冷凍&解凍で食材は少し柔らかくなる傾向があります。
対策として:
- 冷凍する時は、目標の固さより少し固めに作る
- 解凍時にとろみ・出汁を足して調整
- 解凍後の固さを確認してから赤ちゃんに与える
悩みは全部「あるある」!どの家庭も同じこと悩んでるから、自分を責めなくていいんだよ!
月齢別の関連記事
固さは月齢ごとに段階的に進みます。詳しい進め方や食材の組み合わせは、各月齢の専用記事をご覧ください。
- 【ゴックン期(5〜6か月)の進め方】量・スケジュール・食材リスト完全ガイド
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- 【カミカミ期(9〜11か月)の進め方】3回食・手づかみ食べ・鉄分対策完全ガイド
- 【パクパク期(12〜18か月)の進め方】完了期の量・固さ・卒業のタイミング完全ガイド
- 【離乳食の進め方 完全ガイド】5か月〜18か月までの全体マップ
離乳食の悩み解決系記事もあわせてご覧ください:
まとめ|固さは「赤ちゃんに合わせる」が正解
離乳食の固さについて、大切なポイントをもう一度おさらいします。
- 身近な食材で覚える:ヨーグルト→絹豆腐→バナナ→肉団子の4ステップ
- 3つのサインを見逃さない:丸のみ・ベーッ・むせるは固さ調整のサイン
- 食材別の調理法:茹で汁・とろみ・ハンドブレンダーが3大武器
- 段階的に進める:2週間かけてゆっくり固く、戻すことも恐れない
- 月齢通りに進めなくていい:わが子のペースが正解
固さは、赤ちゃんが「これなら食べられる」と思える固さが、その子にとっての正解です。教科書通りに進まなくても、行ったり来たりしながら、その子なりに口の発達は進んでいきます。
毎食「これでいいのかな…」と悩む必要はありません。赤ちゃんの様子を見ながら、3つのサインに気をつけて、ゆっくり進めてください。
離乳食全体の流れを確認したい時は離乳食の進め方 完全ガイドに戻ってください。
固さに正解はないよ!ヨーグルト・豆腐・バナナ・肉団子の4ステップを意識しながら、わが子のペースで進もうね!


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