
モグモグ期も終わりに近づいて、もう3回食?早すぎない?毎日3回も準備するの、無理かも…。

手づかみ食べも始まるって聞いたよ。汚れるの覚悟だね…。あと、9か月から鉄分不足になりやすいって本当?
その不安、すごくよくわかります。カミカミ期(9〜11か月)は、3回食への移行・手づかみ食べ開始・鉄分不足リスクという、ゴックン期やモグモグ期とは違う3つの大きな課題が待っている時期です。
でも安心してください。コツを押さえれば、毎日3回の調理負担を最小化しながら、赤ちゃんの「自分で食べたい!」気持ちを伸ばすことができます。
この記事では、カミカミ期2〜3ヶ月の進め方・手づかみ食べの始め方・鉄分対策・大人からの取り分けレシピまで、これ1記事で完結する完全ガイドをお届けします。
カミカミ期は「歯ぐきでつぶす練習」と「自分で食べる練習」の月!汚れる覚悟さえあれば、楽しい時期だよ!

カミカミ期(9〜11か月)はいつから始める?スタートの判断基準
「9か月になったから3回食!」と機械的に判断する必要はありません。赤ちゃんの様子を見て、進む準備ができているかをチェックしましょう。
カミカミ期に進む4つのサイン
- ✅ 2回食をしっかり食べている
- ✅ 舌でつぶす動き(モグモグ)が上手にできている
- ✅ 絹豆腐くらいの固さを問題なく食べる
- ✅ 食べたそうな様子(大人の食事をじっと見る)を見せる
4つすべて当てはまらなくても、3つチェックがつけば進む準備OKです。月齢ぴったりに進める必要はありません。
まだモグモグ期を続けた方がいい時
- 2回食でも食べる量が安定していない
- 絹豆腐くらいの固さを丸のみしてしまう
- 体調を崩している
- 1日2回のリズムがまだ不安定
10〜11か月から3回食を始めても、長い目で見ればまったく問題ありません。
赤ちゃんによって個人差が大きい時期!月齢より「いまのわが子の様子」が一番の正解だよ!
カミカミ期の固さの目安は「バナナ」
カミカミ期で変わる一番のポイントが「固さ」です。モグモグ期の絹豆腐から、歯ぐきでつぶせるバナナくらいの固さへ進みます。
絹豆腐からバナナくらいへ、段階的に進める
| 時期 | 固さの目安 | 身近な食材で例えると |
|---|---|---|
| モグモグ期(復習) | 舌でつぶせる固さ | 絹豆腐・プリンくらい |
| カミカミ期前半(1〜2週目) | 少し弾力のある固さ | 木綿豆腐くらい |
| カミカミ期後半(3週目〜) | 歯ぐきでつぶせる固さ | バナナくらい |
★ポイント:カミカミ期では、舌だけでなく歯ぐきを使ってつぶす動きが始まります。「指でつぶせるけど、絹豆腐よりは弾力がある」を目安に。
食材の大きさの目安
- カミカミ期前半:5mm程度の角切り・みじん切り
- カミカミ期後半:7〜8mm程度の角切り、手づかみ食べ用は1〜2cmのスティック状
丸のみしてしまうなら、固さが柔らかすぎるサイン!少し固めにしてあげると噛む練習になるよ!

【完全ガイド】カミカミ期2〜3ヶ月のスケジュール
カミカミ期は約3ヶ月間続きます。月ごとの進め方を整理しました。
1ヶ月目:3回食デビュー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 回数 | 1日3回(朝・昼・夕) |
| 時間帯の目安 | 朝8時 / 昼12時 / 夕18時頃 |
| 3回目の量 | 最初は1〜2回目の半分くらいから |
| 1回の量 | がゆ80g + 野菜30〜40g + タンパク質15〜20g |
★ポイント:3回目は最初から同量にせず、1〜2週間かけて徐々に同量へ進めます。
2ヶ月目:手づかみ食べデビュー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新しいチャレンジ | 手づかみ食べ用のスティック野菜・小さなおにぎりなど |
| 量 | がゆ90g + 野菜40g + タンパク質18〜20g |
| 注意点 | 手づかみ食べは汚れる前提!エプロン・床マットで対策 |
3ヶ月目:大人の食事から取り分け開始
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新しいチャレンジ | 大人の料理から味付け前の状態で取り分け |
| 量 | がゆ90〜100g + 野菜40g + タンパク質20g |
| 次のステップ | 1歳近くになり、軟飯が食べられたらパクパク期へ |
3回食は調理が大変!でも取り分けが始まると一気にラクになるよ!2ヶ月目までを乗り切れば光が見える!
手づかみ食べの始め方(カミカミ期最大の山場)
カミカミ期で一番大変かつ大切なのが「手づかみ食べ」です。汚れるし時間もかかりますが、赤ちゃんの「自分で食べたい」気持ちを育てる超大事なステップです。
手づかみ食べを始めるサイン
- ✅ 食材に手を伸ばすようになった
- ✅ おもちゃや物を口に入れる
- ✅ お皿の中身に興味を示す
- ✅ スプーンを奪い取ろうとする
手づかみ食べデビューにおすすめの食材
| 食材 | 切り方 | ポイント |
|---|---|---|
| 蒸しパン | 1cm角〜スティック状 | 手作り蒸しパンは添加物なしで安心 |
| 食パン | 耳を取り、1cm幅のスティック | 少しトーストすると持ちやすい |
| ゆで野菜スティック | にんじん・大根・かぼちゃを5〜7cmスティック | 歯ぐきでつぶせる柔らかさまで茹でる |
| バナナ | 輪切りまたは縦半分 | 熟したものを選ぶ |
| おにぎり | 軟飯を一口サイズに丸める | のりは1歳前は控えめに |
手づかみ食べで大事な3つのコツ
- 汚れる覚悟を決める:シリコンビブ・床マット・親もエプロンで完全装備
- 遊んでも怒らない:食べ物で遊ぶのも「学習」の一環。1ヶ月で落ち着く
- 食べる量より体験を重視:食べた量より、自分で口に運べた回数を喜ぶ
床マットは100均でOK!新聞紙・ビニールシートでも代用可能!最初は写真撮りまくると後で笑えるよ!
鉄分不足対策(超重要)
カミカミ期(9か月)から、ぐっと重要になるのが「鉄分不足対策」です。
これまで赤ちゃんの体内に蓄えられていた鉄分が、ちょうどこの時期から不足し始めます。母乳には鉄分がほとんど含まれていないため、離乳食からしっかり摂る必要があります。

鉄分豊富な食材リスト
| カテゴリ | おすすめ食材 | 調理のコツ |
|---|---|---|
| 赤身肉 | 牛赤身肉ひき肉、豚赤身ひき肉、鶏レバー(少量) | 必ず加熱、脂を取り除く |
| 魚 | 鮭、まぐろ赤身、いわし、かつお | 骨と皮を取る、加熱 |
| 豆類 | 納豆、豆腐、きな粉 | 納豆はひきわり、豆腐は加熱 |
| 緑黄色野菜 | ほうれん草、小松菜、菜の花 | 柔らかく茹でて細かく刻む |
| その他 | 卵黄、ひじき(少量)、フォローアップミルク | ひじきは戻して柔らかく煮る |
鉄分の吸収を高めるコツ
- ビタミンCと一緒に:赤身肉+トマト・ブロッコリーなど
- 動物性食品を活用:植物性鉄より動物性鉄の方が吸収率が高い
- 食事のバラエティ:毎食違う鉄分源を取り入れる
こんな様子は要注意
- 顔色が青白い
- 元気がない・グズりやすい
- 食欲が極端に落ちた
- 離乳食を始めてからの体重増加が緩やか
これらが続く場合は、鉄欠乏性貧血の可能性があります。1歳健診を待たず、小児科で相談しましょう。
フォローアップミルクは鉄分強化されてるから、迷ったら使うのもアリ!無理に手作りにこだわらないでOK!
カミカミ期にOKな食材リスト
カミカミ期で新しく挑戦できる食材を整理しました。
新しく解禁される食材
| 食材 | OK時期の目安 | 調理のコツ |
|---|---|---|
| 牛・豚の赤身ひき肉 | 9か月から | 茹でこぼして脂を抜く、片栗粉でとろみ |
| 鶏レバー | 9〜10か月 | 少量から、しっかり加熱 |
| 青魚(いわし・さば・あじ) | 9〜10か月 | 骨を取り、しっかり加熱 |
| 軟飯 | 10〜11か月から | 米1:水3で炊く |
| 少量の調味料 | 9〜10か月から | 醤油・味噌をほんの少量、風味づけ程度 |
★詳しい食材ごとのOK/NG判定は、ベビすけナビの食材デビューチェッカー(無料)で確認できます。
まだ早い食材
- はちみつ:1歳までは絶対NG
- 牛乳(飲料として):1歳まではNG
- 生もの:刺身・生卵
- そば・ナッツ類:アレルギーリスクのため
- 濃い味付け:塩分・糖分は引き続き控える
大人の食事からの取り分けレシピ
カミカミ期後半から本格化する「取り分け」。これが軌道に乗ると、調理負担が一気に減ります。
取り分けの基本ルール
- 味付け前に取り分ける:大人の塩・醤油・砂糖を加える前の段階で
- 柔らかく煮る:大人より長めに加熱、または別鍋で柔らかく
- 大きさを調整:5〜8mmの角切り、または手づかみ用スティック
取り分けが簡単な料理例
| 料理 | 取り分けのコツ |
|---|---|
| 味噌汁 | 味噌を入れる前に、野菜と豆腐を取り分け、出汁で薄める |
| うどん | 大人用を茹でる前に取り分け、別鍋で柔らかく茹でる |
| 煮物(野菜) | 味付け前に柔らかく煮た野菜を取り分け |
| カレーうどん | カレーを入れる前のうどんを取り分け |
| 炊き込みご飯の素材 | 味付け前の米と具材を取り分けて軟飯に |
取り分けが軌道に乗れば、ママの調理時間が半分以下に!毎日の献立を考える負担も減るよ!
カミカミ期あるある悩みQ&A
カミカミ期で多くの親がぶつかる悩みをまとめました。
Q. 食事中に立ち上がってしまう…
歩けるようになる時期と重なるため、食事に集中できない赤ちゃんが増えます。
対策:15〜20分で切り上げる、ベビーチェアのベルトで安全確保、テレビを消すなど環境を整える。立ち上がったら「ごちそうさま」のサインと割り切るのもひとつの手です。
Q. 好き嫌いが出てきた…
味覚が発達する時期なので、好き嫌いが出るのは自然なことです。
対策:嫌がる食材は1〜2週間休んで、別の調理法で再チャレンジ。ペースト化して好きな食材に混ぜる方法も◎。
Q. 手づかみ食べで遊んでばかり…
食べ物で遊ぶのも、赤ちゃんにとっては大事な「学習」です。
対策:15〜20分経ったら笑顔で切り上げる。食事の時間と決めたら30分以内、と区切りを作りましょう。
Q. 朝の3回食準備が間に合わない…
3回食デビューで一番のハードルが「朝食準備」です。
対策:朝はベビーフード活用、前日の夜に作り置き、冷凍ストックの解凍だけにするなど、朝の調理ハードルをゼロに近づける工夫を。
朝はベビーフードで全然OK!ママ・パパの心の余裕が、赤ちゃんの一番の栄養だよ!
3回食のリズム作りのコツ
3回食でつまずきやすいのが「時間のリズム」です。
1日の理想的なスケジュール
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 朝7時頃 | 起床・授乳① |
| 朝8時頃 | 離乳食1回目(朝食) |
| 10時頃 | 授乳②またはおやつ |
| 昼12時頃 | 離乳食2回目(昼食) |
| 15時頃 | 授乳③ |
| 夕18時頃 | 離乳食3回目(夕食) + 授乳④ |
| 夜21時頃 | 授乳⑤(寝る前) |
★ポイント:家族と一緒に食事できる時間を1回でも作ると、赤ちゃんも食事に集中しやすくなります。
パクパク期(12〜18か月)に進む目安
カミカミ期2〜3ヶ月を過ぎて、こんな様子が見られたら、パクパク期(完了期)への移行を検討するタイミングです。
- ✅ 3回食をしっかり食べている
- ✅ 歯ぐきでつぶす動きが上手にできている
- ✅ 軟飯を問題なく食べる
- ✅ 手づかみ食べが定着している
パクパク期(12〜18か月)の詳しい進め方は、別記事で解説する予定です。
まとめ:カミカミ期は「自立への一歩」
カミカミ期(9〜11か月)の離乳食で大切なポイントを、もう一度おさらいします。
- 3回食への移行:朝・昼・夕、3回目は半分量から
- 固さの目安:歯ぐきでつぶせるバナナくらい
- 手づかみ食べ:汚れる覚悟で「自分で食べる」を応援
- 鉄分対策:赤身肉・魚・緑黄色野菜・卵黄を意識
- 取り分け開始:味付け前に取り分けて調理負担を減らす
カミカミ期は、赤ちゃんが「自分で食べたい!」という意欲を最大限に発揮する時期です。汚れたり時間がかかったりするのは、すべて成長のサイン。
3回食の準備で疲れた日は、ベビーフードや取り分けに頼って、無理せず続けてください。「完璧な離乳食より、笑顔で続けられる離乳食」が一番の正解です。
離乳食全体の流れを確認したい時は離乳食の進め方 完全ガイドに、モグモグ期(7〜8か月)を振り返りたい時はモグモグ期の進め方に戻ってください。
カミカミ期、お疲れさま!1歳まであと少し!家族みんなで食卓を囲める日が近づいてきたね!



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