
もうすぐお宮参りだけど、産後1ヶ月の体で、赤ちゃんを連れてフォーマルな場に行くなんて…考えただけで不安になってきた。何から準備すればいいの?

両家のおじいちゃん、おばあちゃんも来てくれるし、失礼がないようにしないと…って思うと、すごく緊張するよな。しっかり段取りを組んでおかないと!
赤ちゃんの健やかな成長を願う、喜びに満ちた一日のはずなのに、気づけば「不安」と「プレッシャー」でいっぱいになっていませんか。
大丈夫。この記事は、そんなあなたの不安を一つひとつ解消し、伝統を大切にしながらも、今の時代の家族に合った「無理しないお宮参り」をするための計画書です。
一番大切なのは、しきたりよりも、家族みんなの笑顔。さあ、一緒に最高のハレの日を計画しましょう!
そもそも「お宮参り」って、なんのためにするの?


僕が、この世界に無事に生まれてきたことを、土地の神様に「ありがとう!はじめまして!」ってご報告しに行くんだよ。そして、「これからも、僕のことをどうか見守っていてくださいね」って、みんなでお願いする、とっても素敵な日なんだ!
【準備編①】いつ・どこで・誰と行く?
いつ? → 「生後1ヶ月」は目安。体調と天候を最優先!
【現代の新常識】ママと赤ちゃんの体調が、何よりも大切です。
伝統的には男の子は生後31日目、女の子は32日目とされていますが、これはあくまで目安。真夏や真冬の厳しい時期は避け、気候の良い時期にずらす家族がほとんどです。ママと赤ちゃんの1ヶ月検診が無事に終わってから、お医者さんのOKをもらって、みんなが笑顔で過ごせる日を選びましょう。
どこで? → 思い入れのある神社でOK!
基本的には、その土地の神様(氏神様)がいる、家の近くの神社へお参りします。でも、安産祈願に行った神社や、パパママの思い出の神社など、ご縁を感じる場所で全く問題ありません。事前に予約が必要か、電話で確認しておくとスムーズです。
誰と? → 決まりはありません!
昔は父方の祖父母が中心でしたが、今は両家の祖父母を招いて、みんなでお祝いするのが一般的です。もちろん、パパママと赤ちゃんの家族だけで、ささやかに行うのも素敵ですよ。
【準備編②】何を着る?赤ちゃんと両親の服装

主役の赤ちゃん:祝い着(掛け着)は「レンタル」が賢い!
正式な衣装は、白羽二重(しろはぶたえ)という内着の上に、豪華な「祝い着」を掛けます。しかし、一度しか使わないかもしれない祝い着に数万円をかけるのは、もったいないと感じる方も多いはず。そんな時は、ネットや写真館で数千円から借りられる**「レンタル」**が断然おすすめです。

ママ:授乳しやすさと体型カバーが鍵
まだ体型が戻りきっていない時期なので、無理は禁物。授乳しやすい前開きのセレモニースーツやワンピースが現実的です。こちらも、マタニティ・授乳服のレンタルサービスを利用するのが賢い選択です。
パパ:スーツが無難
ダークカラーのスーツに、お祝いの気持ちを表す明るい色のネクタイを合わせるのが一般的です。
【準備編③】お金のこと(初穂料とのし袋)
神社でのご祈祷に対する謝礼を「初穂料(はつほりょう)」と呼びます。相場は5,000円~10,000円程度。神社のホームページに記載があることが多いので、確認しておきましょう。
- のし袋:紅白の「蝶結び」の水引のものを選びます。(蝶結びは、何度あっても良いお祝い事に使います)
- 表書き:水引の上に「御初穂料」、下に赤ちゃんのフルネームを、ふりがなも忘れずに書き入れます。
【当日編】持ち物リストと流れのシミュレーション
持ち物リスト
□ 初穂料
□ いつものお出かけセット(おむつ、おしりふき、着替え、ミルクセット、授乳ケープなど)
□ カメラ・スマホ
□ (レンタルした場合)祝い着
当日の流れ(モデルケース)
神社へ到着 → 社務所で受付・初穂料を納める → 待合室へ → ご祈祷(20分程度) → 境内などで記念撮影 → 食事会へ移動
まとめ:一番大切なのは、しきたりよりも「家族の笑顔」です。

こうやって段取りが分かると、すごく安心したな。形式にこだわりすぎず、みんなが笑顔でいられることを一番に考えようね。
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願う、家族の温かい気持ちが何よりも大切です。
伝統やしきたりは尊重しつつも、一番に考えるべきは、産後間もないママと、生まれたばかりの赤ちゃんの体調です。
どうか、形式にとらわれすぎず、あなたの家族らしい、笑顔あふれる素敵な一日にしてくださいね。

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