「幼稚園って無償化されたんでしょ?」「預かり保育を使えば、保育園と同じじゃないの?」
実は「無償=無料ではない」「預かり保育=全園でフル対応ではない」という落とし穴もあります。
この記事では、幼稚園の預かり保育と無償化制度のしくみ・注意点・共働き家庭に合うかどうかを、やさしく解説します。

幼稚園ならお金かからないって聞いたよ?

ママ:預かり保育で17時くらいまでお願いできるなら、保育園じゃなくてもいいかも…

うんうん、でも全員が使えるとは限らないから、制度の仕組みを見ておこうね〜!
幼稚園の無償化とは?対象と金額のしくみ
2019年からスタートした「幼児教育・保育の無償化」では、3〜5歳の1号認定の子どもを対象に、以下の費用が無償となります:
- ✅ 月額上限:25,700円まで
- ✅ 対象:幼稚園の基本保育料(月謝)
つまり、それ以外の費用(給食費・バス代・制服代など)は自己負担です。
また、認可外の幼稚園(無認可・インターナショナルなど)は対象外の場合もあるので、注意が必要です。

「無償化」って言葉だけ見るとぜんぶ無料に見えちゃうけど…ちゃんと確認してね!
預かり保育とは?時間・料金・対象の現実
預かり保育は、通常の幼稚園の保育時間(9:00〜14:00など)以外の時間帯に預かってくれる仕組みです。
✅ 使える時間帯(園によって異なる)
- 🕖 早朝保育:7:30〜9:00
- 🕔 延長保育:14:00〜17:00、または18:00
- 📅 長期休暇中:夏休みや冬休みも対応の園あり
✅ 料金の目安
- ・1回:300〜500円程度
- ・月額パックあり(上限設定がある自治体も)
- ・無償化対象にするには要件あり(下で解説)
園によっては預かり保育がそもそもない・人数制限がある場合もあるので、要確認です。

うちは共働きだけど、預かり保育も抽選なんて聞いてショック…

によっては「働いてる人優先」や「制限あり」のところもあるよ〜
共働きでも使える?フルタイムに合う園はある?
結論からいうと、共働きでも通える幼稚園はあります。ただし、すべての園ではありません。
✅ 預かり保育を使うには条件あり
預かり保育が「無償化の対象」として使えるのは、保育の必要性が認定された家庭のみです。
つまり、次のような申請が必要になります:
- 📝「保育の必要性」の認定(=2号相当)
- 👨💼 共働きや就労証明の提出
これが通れば、月11,300円までの預かり保育料が無償化されます(※上限あり)。

じゃあ「1号認定」だと延長しても有料なんだね

そうだよ〜!働いてる証明を出さないと、全額自己負担になるのが落とし穴!
無償化でもかかる費用って?意外な出費まとめ
幼稚園は「教育費(月謝)」だけが無償になる制度。以下の費用は別途かかることが多いです:
項目 | 目安 |
---|---|
給食費・おやつ代 | 月5,000〜6,000円 |
通園バス代 | 月3,000〜5,000円 |
制服・体操着 | 1〜3万円(初年度) |
教材費・行事費 | 年間1〜2万円 |
預かり保育 | 条件により有料 |
特に、預かり保育が無償化対象外になると負担が大きくなりがちです。

入園金とか制服代って、意外とまとまった出費だね…

そうなの!初年度は「無償なのに高い」ってなる人も多いから、気をつけて〜!
ベビすけのまとめ「保育園と迷う人はここを見て」
幼稚園の預かり保育と無償化には制度的な条件・園ごとの対応の違いがあります。
保育園と迷っている方は、次のポイントをチェックしてみてください:
✅ こんな方は幼稚園が合うかも
- 🕓 パート・短時間勤務(〜15時退勤)
- 🏠 実家や祖父母の協力がある
- 📚 教育重視で、集団生活を早めに取り入れたい
✅ 保育園が安心なケース
- ⏰ フルタイム勤務で18時以降も預けたい
- 🙅 預かり保育が抽選や制限ありの園しかない
- 🧾 確実に「保育の必要性」が認定されている

「制度がある」だけじゃなくて、使える園を見つけることが大事だよ〜!
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