ベビーカーの選び方|A型・B型の違いと4機種比較、購入前の確認ポイント

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ベビーカーは、赤ちゃんが使える条件を満たしたうえで、「毎日の移動」「持ち上げる回数」「家や車に収まるか」から選ぶと候補を絞れます。軽さ・押しやすさ・収納サイズのどれを優先するかは、家庭によって変わります。

この記事では、A型・B型・AB型の違い、購入前に測る場所、実際の4機種の仕様、店頭で試す手順を図解で整理します。人気順だけでは決めにくい部分を、自分の生活に置き換えて確認してください。

仕様・一次情報の確認日:2026年9月19日。製品は年式・型番を明記し、使用条件は購入する製品の表示・取扱説明書を優先します。

ベビーカーの選び方|「使える条件→生活→サイズ→試乗」の順で絞る

ベビーカー選びは使用条件を確認したうえで、階段・公共交通・徒歩・車の生活場面から優先する機能を決める図
「使える条件→困る場面→実際の動作」の3段階で絞ります。

最初に月齢・発達・体重で対象を確認し、その後で普段いちばん多い外出を思い浮かべます。「徒歩で買い物」「階段を使って駅へ」「車から積み降ろし」のように、出発から帰宅までの一連の動きで考えると、必要な機能が見えやすくなります。

確認すること選ぶときの見方
階段や持ち上げる場面が多い本体の重さに加え、折りたたんだときの持ち手・重心・体への当たり方を確認。子どもと荷物を安全に移動させる方法も決める。
電車・バスをよく使う通路での取り回し、混雑時の待避、折りたたみと再展開、荷物の出し入れを確認。利用路線のルールも調べる。
徒歩での外出が多い曲がる・止まる操作、路面の凹凸、押す人の歩幅、日よけ、荷物へのアクセスを試す。軽量という理由だけで決めない。
車移動が中心荷室に収まる寸法、開口部を通せるか、持ち上げる高さ、他の荷物との両立を確認。折りたたみサイズと本体重量をセットで見る。
玄関や収納場所が狭い折りたたみ時の幅・奥行き・高さ、自立の条件、ドアが開く範囲、家族が通る場所を実測する。

複数の場面が当てはまる場合は、毎日行う動きを優先します。たとえば「週末は車、平日は駅まで階段」なら、週末の広い荷室だけを基準にすると日々の持ち運びが負担になる可能性があります。

ベビすけ

ベビすけコメント

まずは、普段の外出で「何回持ち上げる?」「どこでたたむ?」を書いてみよう。必要な機能を2〜3個に絞ると、店頭で比べやすくなるよ。

A型・B型・AB型の違い|「新生児から」は製品ごとに確認

SG基準のA形は生後1か月から、B形はおすわり後に製品指定月齢から使い、AB型という呼び方だけでは使用条件を判断しない図
A形・B形の名称だけでなく、指定月齢・発達・体重を確認してください。

A型とB型は、使用を始められる条件が違う

製品安全協会の現行SG基準では、A形は新生児期を過ぎた生後1か月から、B形はおすわりができる時期(生後6〜7か月)から使うものとされています。ただし、実際の開始時期は製品が指定する月齢・発達条件に従います。

呼び方購入前の確認
A型(SG基準のA形)生後1か月からが基準。対象月齢でも、指定された姿勢・リクライニング角度で使う。対面式か背面式か、重さや折りたたみ方は機種ごとに異なる。
B型(SG基準のB形)おすわりができる時期から。手で支えずに一人で座れることを確認し、「7か月から」の製品はその月齢も満たしてから使う。
AB型という呼び方販売上の呼び方として使われる。名称だけで開始月齢・規格・機能を判断せず、その製品の表示を読む。

出典:製品安全協会「ベビーカーのSG基準」(2025年6月改正)。

A型なら必ず重い、B型なら乗り心地が劣る、とは一律にいえません。タイヤ・フレーム・シートの設計や実際の押し心地を見て比較しましょう。3輪・4輪、シングルタイヤ・ダブルタイヤも、A型・B型とは別の特徴です。

安全性を確認するときは、SGマークやメーカーが示す適合規格、日本語の説明書、問い合わせ先を確認します。海外規格への適合表示とSG認証は同一ではありません。SGにはEN規格を基にした基準もあるため、「海外ブランドだからSGとは関係がない」とも決めつけないようにしましょう。出典:製品安全協会「ベビーカー(TypeⅡ)」。

「生まれてすぐ」と「生後1か月から」を分ける

「生後1か月から」の製品を、生まれた直後から使えるものとして選ばないでください。一方、海外ブランドを含め、メーカーが出生直後からの使用を明示する製品もあります。その場合も、シートの角度や付属品など、指定された使用方法を満たす必要があります。

本記事のバガブー バタフライ2は、日本公式が「生まれてすぐから」と案内する例です。新生児にはレイフラット状態で使用します。初代バタフライとは条件が異なるため、「バタフライ」というシリーズ名だけで判断しないでください。メーカー公式の使用条件で確認できます。

トラベルシステムは、対応する組み合わせを確認する

ベビーシートなどをベビーカーのフレームに取り付ける仕組みを、トラベルシステムと呼びます。検討するときは、ベビーカー本体・ベビーシート・必要なアダプターが公式に対応する組み合わせかを確認しましょう。ベビーカーとして使える期間と、自動車用のチャイルドシートの適合条件はそれぞれ別です。

似た形の部品や他社アダプターを自己判断で組み合わせず、各製品の説明書に沿って使います。購入時には、必要なアダプターが同梱か別売かまで照合して総額を確認しましょう。

購入前に測る場所|玄関・車・いつもの通り道

ベビーカー購入前に玄関の最狭幅とドアの開閉範囲、車の荷室開口部と内部の幅・奥行き・高さを測る図
カタログの寸法と、自宅・車の実測値を照合します。

比較するときは寸法の並びを幅×奥行き×高さにそろえます。メーカーによって「長さ×幅×高さ」などの表示があるため、数字の順番をそのまま写すと取り違えやすくなります。

玄関は「通れる幅」と「置ける場所」を分けて測る

  • 通過する場所:ドアを開けた状態で、枠・取っ手などを含めた最も狭い幅を測る。曲がり角がある場合は、曲がるための空間も確認する。
  • 保管する場所:折りたたんで置く床面の幅・奥行きと、棚などに当たらない高さを測る。自立できる姿勢や条件も説明書で確認する。
  • 家族の動線:ドアの開閉、靴の脱ぎ履き、人が通る幅を確保する。数字上収まっても、避難経路や共用部をふさぐ置き方はしない。

メジャーの数字と一緒に、玄関を開いた写真を残すと店頭で相談しやすくなります。「本体幅がドア幅より少し小さい」だけで決めず、押す人が操作できる余裕を実物で確かめましょう。

車は荷室の内部だけでなく、開口部も測る

  • 入口:荷室の開口部の幅・高さを測る。内側が広くても、入口を通せるとは限らない。
  • 内部:普段使う座席配置で幅・奥行き・高さを測り、タイヤハウスの張り出しも見る。
  • 積み込み:折りたたんだ本体を実際の高さまで持ち上げ、向きを変えて載せる動きを試す。販売店が対応していれば車への試し積みを依頼する。
  • 他の荷物:買い物袋・帰省の荷物などを置いた状態と、ドアが閉まることまで確認する。

収納寸法を小さくするためにタイヤやシートを外せる製品もありますが、毎回の着脱・再装着に手間がかかります。通常の折りたたみ寸法か、部品を外した寸法かを確認し、日常で続けやすい方法を選びましょう。

掲載4機種の選びどころ|ブランド名より、年式と型番をそろえる

ここでは、掲載している商品リンクに対応する4機種を比較します。最新機種だけを並べたランキングではありません。同じシリーズでも年式で重量・機能・使用条件が変わるため、リンク先の商品名と型番を確認してください。

下の図では重さと折りたたみ寸法を確認できます。使用条件や重量の注記は、この後の個別欄も合わせて読んでください。

カルーンエアーAD、スゴカルL compact CB、メリオカーボン2024、バタフライ2の本体重量と折りたたみ時の幅・奥行き・高さを比較する図
重量の計測条件は機種で異なります。購入先の商品名・年式・型番も照合してください。

価格は販売店・色・付属品・在庫で変わります。本体価格だけでなく、必要な付属品・送料・保証条件を含めて比較しましょう。本体重量は各社の公表条件が異なり、数値だけで同じ状態の軽さを厳密に比べられるとは限りません。

アップリカ カルーンエアー AD|3.9kgの両対面モデル

項目メーカー公表仕様
使用条件生後1か月〜36か月/体重15kg以下
本体重量3.9kg。公式仕様欄には除外する付属品の注記なし。
使用時の寸法幅45.5×奥行き81.5×高さ103.5cm
折りたたみ時幅45.5×奥行き30.5×高さ96.2cm
向き・特徴両対面式/SG基準A形/リクライニング128〜164度
掲載モデルカルーンエアー AD グレー GR(品番2189465)

持ち上げる場面が多く、両対面式も候補に入れたい家庭が比較しやすいモデルです。軽さだけで決めず、対面・背面の両方で曲がりやすさを試してください。折りたたむと奥行きは30.5cmになりますが、高さは96.2cmあるため、車の荷室や玄関では縦方向も確認します。

出典:アップリカ「カルーンエアー AD」公式仕様。

コンビ スゴカルL compact エッグショック CB|対面と収納操作を試したいモデル

項目メーカー公表仕様
使用条件生後1か月〜36か月頃/体重15kg以下
本体重量5.8kg(ヘッドサポートを除く)
使用時の寸法幅49×奥行き82.5〜92.5×高さ95〜104.2cm
折りたたみ時幅49×奥行き46×高さ74〜101.2cm
向き・収納両対面式/オート4キャス/カゴ22.4L・耐荷重5kg
掲載モデルスゴカルL compact エッグショック CB サンドベージュ BE(品番119888)

対面時の操作や、ハンドルを調節して収納する動きを確かめたい家庭向けの比較候補です。折りたたみ高さには幅があるため、どの操作で74cmになるか、実物で確認しましょう。カゴに荷物を入れたまま折りたためる案内もありますが、荷物の形や大きさによっては取り出す必要があります。

出典:コンビ「スゴカルL compact エッグショック CB」公式仕様、コンビ公式FAQ(カゴ・荷物の条件)。

サイベックス メリオ カーボン2024|同年式の仕様で収納と対面操作を確認

項目メーカー公表仕様
使用条件生後1か月頃〜3歳頃/体重15kgまで
本体重量5.9kg(新生児用インレイ、コンフォートインレイ、ヘッドクッション、バンパーバー、肩ベルトパッドを除く)
使用時の寸法幅49×奥行き82〜91×高さ96.5〜107cm
折りたたみ時幅49×奥行き54×高さ69cm(折りたたみ・自立時)
向き両対面式
掲載モデルメリオ カーボン2024年モデル マジックブラック

両対面の使い方と、折りたたんだときの高さ69cm・奥行き54cmを確かめたい家庭の比較候補です。5.9kgは複数の付属品を除く数値なので、普段使う付属品を装着した実物も持ってみてください。

下の商品リンクは2024年モデルです。仕様はメーカーの2024年発表資料で照合しています。購入時は現行年式の機能紹介と混ぜず、リンク先の年式・付属品・販売店の保証条件を確認してください。

出典:CTP JAPAN「メリオ カーボン」2024年8月16日発表資料。

バガブー バタフライ2|折りたたみの小ささと持つ重さをセットで確認

項目メーカー公表仕様
使用条件生まれてすぐ〜4歳/最大22kg。新生児はシートをレイフラットにして使用。
本体重量7.3kg(組み立て完成時)
使用時の寸法幅44.8×奥行き94.5×高さ102.8cm
折りたたみ時幅44.8×奥行き24.5×高さ55.5cm
収納シート下バスケットの耐荷重8kg
掲載モデルバタフライ2 フォレストグリーン(掲載商品番号100338025)

折りたたみ後の高さ55.5cm・奥行き24.5cmを収納場所と照合したい家庭の比較候補です。一方、組み立て完成時の重さは7.3kgなので、「小さくなるから持つのも軽い」と考えず、持ち手と重心を実際に試しましょう。カゴに荷物を入れたときの出し入れも確認します。

新生児から使えるという説明は、このバタフライ2のメーカー指定です。初代バタフライや別のシリーズへ広げて判断しないでください。機内持ち込みに対応するサイズという案内があっても、利用便の航空会社の規定と運用を別途確認します。

出典:バガブー日本公式「バタフライ2」仕様・FAQ。

候補の差が小さいときは、日常で多い動作に戻りましょう。軽い本体を何度も持つ必要があるのか、車に小さく収める必要があるのか、対面時の操作を重視するのかで、確認すべき製品が変わります。

いつ買う?産前・産後・レンタルの考え方

購入時期は「いつから使う予定か」から逆算します。産前は玄関・車・移動経路の確認と候補選びまで進め、使用開始前に届くよう準備する方法があります。産後に決める場合は、対象月齢になってから赤ちゃんと試乗できる一方、最初の通院や買い物をどう移動するかを先に考えておきましょう。

選択肢判断のポイント
産前に買う使用開始の予定が決まり、置き場所・移動手段・試乗で条件を確認できている場合。納期や返品条件も見る。
産後に買う外出頻度や押す人、実際の荷物が分かってから選びたい場合。購入までの移動手段を用意する。
短期レンタル一定期間だけ使う、生活に合うか確かめたい場合。往復送料、延長料、破損時の負担、同じ型番が届くかを確認する。
中古・譲り受け型番・使用履歴・説明書・付属品・破損・修理情報が確認できる場合。安さだけで決めず、状態が分からないものは選ばない。

中古やレンタルも、新品と同様に取扱説明書を読み、リコールの対象でないか、ロック・ストッパー・ベルト・タイヤなどに異常がないか確認してください。出典:消費者庁「ベビーカーの使用時の転落・転倒事故に注意」。

A型からB型へ必ず買い替える必要はありません。今のベビーカーが使用条件を満たし、持ち運びや収納にも困っていなければ使い続ける選択肢があります。買い替えは「軽くしたい」「置き場所に収めたい」など、解決したいことがはっきりしてから検討しましょう。

店頭で試す7項目|説明を聞いたあと、自分で一連の操作をする

店頭で押す・ベルト・開閉・持ち運び・荷物・ストッパー・手入れの7項目を試すチェック図
説明を聞くだけでなく、普段使う人が一連の操作を試します。

普段よく使う人が、押す・止める・子どもを降ろす・荷物を出す・たたむ・持つまで試します。妊娠中などで持ち上げる動作に負担がある場合は、無理をせず同行者や店員に依頼してください。

  1. 押す・曲がる:直進だけでなく、小回りと切り返しを試す。両対面式は両方の向きで操作し、足が車体やカゴに当たらないかも見る。
  2. ベルト・姿勢:肩・腰・股ベルトなど、その製品の拘束具を説明書どおりに調整できるか確認。対象月齢の子どもが乗る場合は店員と姿勢を確認する。
  3. 開閉・ロック:ロック解除から再展開後の固定まで、自分で再現する。「片手で開閉可能」でも、子どもを抱いたまま行う前提では選ばない。
  4. 持つ・積む:子どもを乗せず、荷物を下ろした本体で持ち手と重心を確認。車の荷室まで持ち上げる動きも、無理のない範囲で試す。
  5. 荷物を入れる:普段のバッグが入口を通るか、リクライニング時も取り出せるかを見る。カゴ容量と耐荷重は別々に確認する。
  6. ストッパー:いつもの靴で操作しやすいか、かけた状態・解除した状態を確認しやすいかを試す。
  7. 手入れ・部品:シート類の取り外し、洗濯できる範囲、乾かし方、補修部品、修理窓口と保証条件を確認する。

赤ちゃんが乗っているときに折りたたむ、開閉部へ手を近づける、店舗の許可なく段差へ乗り上げるといった試し方はしません。段差や路面の感触を確認したい場合は、店員に試せる場所・方法を相談してください。

ベビすけ

ベビすけコメント

「店員さんならできる」操作も、自分で一度試してみよう。家族で共用するなら、押す高さやベルトの扱いやすさも、それぞれ確認しておくと使い始めがスムーズだよ。

安全に使うための6項目|選んだあとも毎回確認

ベビーカーの使用前の点検、ベルト、停車、荷物と段差、開閉時の挟み込み、暑さと移動経路の安全確認を示す図
製品の取扱説明書を優先し、使うたびに確認します。

便利な機能があっても、事故を防ぐための基本操作は必要です。製品の取扱説明書を読み、子どもや周囲の様子を見ながら使いましょう。安全性は、価格やブランドの印象だけでは判断できません。

1.使う前に、開閉ロック・ベルト・車輪を点検する

フレームが確実に開いて固定されているか、ベルトやバックルが破損していないか、タイヤ・車輪に異常がないかを確認します。部品の緩み、動きの変化、破損があるときは使用を中止し、メーカーや販売店へ相談してください。

2.短時間でもベルトを正しく締める

子どもを乗せるときは、肩・腰・股など製品で指定されたベルトを毎回正しく装着し、体に合わせて調整します。前のバーだけでは転落を防げません。「すぐそこまで」「眠っているから」とベルトを省略しないでください。

3.停車時はストッパーをかけ、子どもから離れない

停止したらストッパーをかけます。駅のホームなどは傾斜があるため、固定したつもりでも動く危険があります。ストッパーをかけたうえで手を添え、子どもを乗せたまま離れないでください。

出典:消費者庁のベビーカー事故の注意喚起、NITE「ベビーカーの事故に注意」。

4.荷物は指定の場所へ入れ、段差では無理をしない

ハンドルに荷物を掛けると、子どもを降ろした瞬間などに転倒するおそれがあります。ハンドルには掛けず、説明書で指定された場所に、耐荷重の範囲で収納します。段差では説明書の方法でゆっくり操作し、無理に押し込んだり、子どもを乗せたまま本体を持ち上げたりしないでください。

5.開閉は、子どもを降ろして離してから行う

指を挟む事故を防ぐため、開閉時は子どもを車体から離します。抱っこしながらの開閉も、子どもの手足が可動部へ近づく可能性があります。子どもを安全な場所で見守れる状態を整え、荷物も説明書どおりに扱ってから操作してください。

出典:消費者庁のベビーカー使用時の注意。

6.暑さと移動経路を確認する

日差しの強い日は、地面に近い子どもが大人より暑い環境になることがあります。顔色・汗・体の熱さなどをこまめに見て、日陰や涼しい場所で休憩します。ハイシートや日よけだけで暑さ対策が十分になるとは考えず、外出する時間帯や長さも調整しましょう。

階段・エスカレーターへ子どもを乗せたまま進まず、エレベーターなど安全に通れる経路を選びます。通れない場面は無理に進まず、駅係員などへ相談してください。出典:消費者庁「子どもの熱中症に注意しましょう!」、ベビーカーの事故防止に関する注意喚起。

ベビーカー選びでよくある質問

Q.A型なら新生児から使えますか?

SG基準のA形は、新生児期を過ぎた生後1か月からが基本です。「生まれてすぐから」と明示する製品もありますが、A型という名称だけでは判断できません。購入する製品の対象月齢・体重・姿勢・必要な付属品を確認してください。

Q.B型は生後7か月になれば使えますか?

月齢だけでなく、おすわりの発達条件も確認します。手で支えず一人で座れることに加え、製品が指定する開始月齢を満たす必要があります。開始に迷う場合は、メーカーに使用条件を確認し、発達面の心配は健診などで相談しましょう。

Q.AB型なら1台で長く使えますか?

AB型という呼び方だけでは、使用期間や折りたたみサイズは分かりません。開始月齢・最大体重・終了時期、生活に必要な機能を製品ごとに確認します。使い続けられるかは、子どもの成長と実際の移動・収納の条件を合わせて判断してください。

Q.軽いベビーカーと押しやすいベビーカーは同じですか?

本体を持ち上げる軽さと、路面で押す感触は別です。タイヤやフレーム、向き、荷物の量などでも操作感が変わります。持ち上げる回数が多い人は携帯時、徒歩が多い人は走行時を特に丁寧に試しましょう。

Q.片手でたためる機種なら、抱っこしたまま操作してもよいですか?

片手操作の機能表示を、抱っこしながら安全に操作できる保証として受け取らないでください。子どもの手足が可動部へ近づくおそれがあるため、開閉時は子どもを降ろし、離れた安全な位置にいることを確認します。

Q.シートが高ければ、夏の暑さは心配ありませんか?

シートの高さだけで熱中症を防げるわけではありません。気温・日差し・照り返し・外出時間を見て、涼しい場所での休憩や子どもの様子の確認を続けてください。日よけや付属品は説明書に従い、顔や体の様子が見えなくなる使い方を避けます。

Q.飛行機に持ち込めるサイズなら、必ず機内持ち込みできますか?

メーカーが機内持ち込みに対応するサイズと案内していても、航空会社・機材・路線・当日の運用で扱いが異なります。利用便の手荷物規定と、預け入れの方法を航空会社へ確認してください。旅行の前に実際の折りたたみ状態も測っておきましょう。

Q.カゴの容量が大きければ、重い荷物も入れられますか?

容量のL表記と、重さの上限である耐荷重kgは別の条件です。バッグの形やカゴの入口によっては、容量以内でも入らない場合があります。耐荷重を守り、取り出しやすさも試してください。

Q.抱っこ紐とベビーカーは両方必要ですか?

全家庭に同じ組み合わせが必要なわけではありません。階段・混雑・短い移動・荷物の量など、困る場面で補い合えるかを考えます。抱っこ紐も月齢・体重・姿勢などの使用条件を確認してください。選び方はエルゴとベビービョルンの比較・選び方、スリングとの違いはスリングと抱っこ紐の比較で整理しています。

Q.ネットだけで購入しても大丈夫ですか?

実物を試せると判断しやすくなりますが、難しい場合はメーカーの操作動画・説明書・寸法を確認し、店舗への質問や返品条件の確認を重ねて選びましょう。商品名だけでなく年式・型番・付属品・保証窓口をそろえて照合することが大切です。

まとめ|家から出て、帰って片付けるまでを試そう

ベビーカー選びは、赤ちゃんの使用条件を満たすことが出発点です。そのうえで、毎日の移動、玄関と車の寸法、普段使う人の操作を確認すると、必要な機能を絞れます。

ベビすけ

ベビすけコメント

気になる1台が見つかったら、「玄関を出る→移動する→帰って片付ける」を思い浮かべよう。その流れで困らないかを確かめてから選んでね。

これから育児用品をそろえる方は、出産準備チェックリストも使って、使い始める時期に合わせて準備を進めてください。

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