「育休中は保育園に預けられない」と聞いたけど、本当?
下の子の出産や育休中でも、上の子を通わせたいママ・パパも多いはず。
実は、自治体や条件次第で育休中でも保育園を継続利用できるケースがあります。
この記事では、制度の仕組み・申請の流れ・注意点・保育料の変化まで、わかりやすくまとめました。

「育休=利用できない」と決めつけるのはもったいないよ!
自治体によってはOKなケースもあるから、まずは確認してみよう🌷
🌸 そもそも育休中は保育園を利用できないの?
原則として、保育園は「保育を必要とする家庭」のための施設です。
そのため、育休中=家庭で保育できると判断され、利用不可になることがあります。
ですが、以下のような例外ケースでは、利用を続けられる可能性があります。
- 上の子がすでに保育園に在園している
- 妊娠・出産・病気・介護など、家庭で保育が難しい事情がある
- 育休明けの復職が決まっている(証明書あり)
📊 図解:育休中でも保育園に入れる?判断フロー
下の図は、育休中の利用可否を確認するための一般的なフローです。自治体ごとに運用が異なるため、申請前に必ず公式要項をご確認ください。

育休中でも継続できる3つのケース
上の子の在園や、出産・通院などで家庭保育が難しい場合、短時間認定への切り替え等で継続利用できることがあります。

① 上の子の「継続利用」が認められる場合
下の子の出産で育休を取っても、上の子を継続利用できる自治体があります。
多くの場合、「兄弟在園」や「家庭保育困難」などの理由が必要です。
② 「保育の必要性」が認定される場合
育休中でも、次のような事情があれば「保育の必要性」として認められることがあります。
- 出産前後の体調不良・通院
- 介護や家族支援が必要
- 就労再開予定(月明記あり)
③ 「短時間認定」で利用できる場合
標準時間(最大11時間)→短時間(最大8時間)に変更されるケースも。
育休中は短時間認定へ切り替えられることが多く、申請が必要です。
📋 継続利用の手続きの流れ
多くの自治体で、申請書提出→書類添付→審査→通知の順に進みます。締切は年度末や育休開始前など自治体ごとに異なります。

育休中に継続利用したい場合は、自治体への「継続利用申請」が必要です。
- 自治体または園に申請書を提出
- 必要書類を添付(育児休業証明書・復職予定証明書など)
- 審査結果の通知を受け取る(1〜2か月後が多い)
提出時期:育休開始の1〜2か月前、または年度末(2〜3月)が多い。
地域によって異なるため、自治体HPで必ず確認を。
標準時間と短時間認定の違い
育休中は短時間認定へ切り替えとなる自治体があります。利用時間や保育料の扱いが変わるため事前確認が安心です。

🏙 自治体ごとの対応の違い
自治体によって判断基準や呼び方が異なります。
例:
- 世田谷区:原則不可だが、下の子出産時は上の子の継続利用を認める場合あり。
- 横浜市:育休中は「短時間認定」に切り替えた上で継続利用可。
- 町田市:「育児休業中在園届」を提出すれば在園継続可能(期間限定)。
👉 最新情報は各自治体の「保育利用申請要項」をチェック。
⚠️ 注意点とよくあるトラブル
- 継続利用の可否は園ごとに異なる(同じ市でも差あり)
- 復職予定日があいまいだと認定されない
- 家庭保育が可能と判断されると退園勧告のリスク
不安な場合は、保育課+園の両方に相談し、意向を共有しておくのがおすすめです。
💰 育休中の保育料はどうなる?
育休により所得が下がるため、保育料が減額される自治体がほとんどです。
ただし、保育時間の短縮(短時間認定)により、利用時間が減る場合も。
| 項目 | 標準時間 | 短時間 |
|---|---|---|
| 利用時間 | 最大11時間 | 最大8時間 |
| 対象家庭 | フルタイム勤務など | 育休・時短勤務中など |
| 保育料 | 所得に応じて変動 | 減額あり(自治体ごとに異なる) |
🗓 育休中のスケジュール早見表
出産前の園相談、育休中の継続申請、復職前の証明書提出、復職後の認定変更など、時系列でやることを整理しましょう。

| 時期 | やること |
|---|---|
| 妊娠中〜育休開始前 | 上の子の継続希望を園に伝える |
| 育休開始後 | 自治体に継続利用申請/必要書類準備 |
| 育休後半 | 復職予定証明書の提出 |
| 復職後 | 認定変更・保育料再計算 |
✅ チェックリスト
- 自治体の方針・要項を確認した
- 継続申請の期限を把握している
- 「短時間認定」になる可能性を理解している
- 復職予定証明書の発行を依頼済み
ベビすけのアドバイス

園や自治体も「続けさせてあげたい」と思ってくれることが多いよ。
誠実に相談すれば、柔軟に対応してくれるケースも🌼
🌈 まとめ:育休中でも「条件次第」で継続は可能!
育休中でも、自治体・家庭状況・復職計画が整えば保育園を継続できます。
大切なのは、早めの情報収集と相談。
「ダメかも…」と思う前に、まずは自治体窓口へ相談してみましょう。



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