川崎市で保育園を探すときは、まず入園したい年月を決めて、市の「受入可能数(予定)」を開きます。2027年4月入園と年度途中の入園では、見る表が別です。そのうえで、通える園の該当クラスを確認しましょう。
この記事は、川崎市の認可保育所等を候補にしていて、「公式ページには表が多く、どれを見ればよいか迷う」方のための読み方ガイドです。現在の空き人数を転載した一覧ではなく、自分で最新の表を読み、見学・区への相談に進むための手順をまとめます。
確認日:2026年10月13日。受入可能数は調査時点の予定で、その後変わることがあります。申請直前には公式ページの対象月・調査日・受付期限を再確認してください。
最初に開く公式ページ
認可保育所・認定こども園の保育所部分・地域型保育事業は、次の市公式ページから確認できます。
- 2027年4月を希望:『令和9年4月 受入可能数(予定)(一次利用調整分)』へ
- 年度途中を希望:入園したい年月の『受入可能数(予定)』へ
- 過去の選考結果も知りたい:別ページの『内定下限ランク等』を参考にする
ページの上にある表を、そのまま自分の申込先に使わないのがポイントです。同じページには、募集予定の表と、すでに終わった利用調整の結果が並んでいます。

4種類の資料でわかることを分ける
受入可能数は その月に受け入れる予定人数
まず見るのは、この表です。2027年4月の欄は新年度の予定、毎月の欄はその入所月の予定を表します。調査日が異なる表同士の人数を、そのまま比べないようにしましょう。
2026年10月13日の確認時点では、2027年4月予定と2026年11月予定が掲載されていました。ただし、11月入所の締切は10月9日です。表が公開されていても、まだ申込みできるとは限りません。希望月の表と申請期限を、必ずセットで確かめてください。
利用調整結果は すでに行われた選考の記録
こちらは申込数と内定数を見る資料です。申込数は延べ人数、内定数は新規の入所予定者数。複数園を希望する子どもの申込みが含まれるため、各園の申込数を足して「地域の子どもの人数」とは読めません。自分が入れる確率を単純な割り算で出すための表でもありません。
例として確認した公式資料 2026年10月 中原区の利用調整結果 PDF
内定下限ランクは 過去の4月の参考資料
川崎市は4月一次利用調整について、内定した世帯のうち最も低かったランク等を、園・クラス年齢別に公表しています。2027年4月入所を考えるなら、2026年4月の結果が参考になります。過去の結果なので、同じランクなら翌年も内定するという保証はありません。
- 『非公開』:少人数などで世帯の状況が推定されないよう、公表していない場合。難易度の高低を示す印ではありません
- 『-』:受入可能数がない、希望者がおらず調整をしていないなど、内定者がいない場合。現在の空き人数を示す印ではありません
- 『受入枠内』:その利用調整で内定者数が受入可能数を下回った場合。今も空いているという意味ではありません
きょうだいの同時申請条件などによっては、下限以上や「受入枠内」でも保留になったケースがあります。きょうだいの条件選びは、関連記事で別に確認してください。
保育園のきょうだい同時申込で 1人だけ内定した場合を確認する
表の注記を確認 2026年4月 中原区の内定下限ランク PDF
認可外の空き情報は別ページ
川崎認定保育園や企業主導型保育事業なども考える場合は、市の認可外保育施設のページを開きます。掲載を希望した施設などが対象で、全施設を網羅した一覧ではありません。調査時点から状況が変わるため、利用したい施設に現在の受入れを確認しましょう。
表を開いたら 園名より先に確認する3つの欄
1 対象年月と調査日
PDFのタイトルで入園する年月、冒頭の注記で調査日を確認します。ページ全体の更新日だけでは不十分です。区ごとに差し替え日が違うこともあるため、候補園がある区のファイルを開いて確かめます。
2 クラス年齢と受入年齢
人数が並ぶ「0歳児・1歳児…」は、その年度のクラス年齢です。別の「受入年齢」欄にある「5か月~」「1歳児~」などは、その園が受け入れる年齢を示します。二つを同じ意味で読まないでください。
たとえば2027年4月の中原区の表には、「令和9年度のクラス年齢」と明記されています。いまの満年齢だけで列を選ばず、申込み年度の利用案内でお子さんのクラスを確認しましょう。特に0歳児は、利用開始時の月齢が園の受入年齢に達するかも確認が必要です。
例として確認した公式資料 2027年4月 中原区の受入可能数 PDF
3 定員と希望クラスの受入可能数
「定員70人」の園でも、今回の1歳児クラスに70人入れるわけではありません。定員欄を通り過ぎて、お子さんが対象となるクラスの人数を見ます。0歳児欄の括弧は、資料の注記では産休明け保育の受入人数です。括弧内を別枠として勝手に足さず、不明なら区へ確認してください。
候補園を選ぶための記録例
表を見たあとに残すのは、「空いている園の順位」より、自分の家庭で確認すべきことです。次のように1園ずつメモすると、見学や相談で話が進めやすくなります。以下は記入方法の例で、実在する園の募集情報ではありません。
- 希望:2027年4月/利用案内で確認したクラス年齢
- 園名:候補A園/受入年齢:公式表で確認
- 対象クラスの予定人数:公式PDFから転記/調査日も併記
- 通園:朝の送迎と通勤が両立するか、実際の経路を確認
- 未確認:延長保育の終了時刻、入園後の慣らし保育、見学予約
数が多いだけで、卒園まで通える園とは限りません。家から園、園から職場の順で朝の動きを考え、雨の日や迎えが遅くなる日の方法も確認してから希望を決めましょう。見学でわかったことは、同じ項目で残すと比較しやすくなります。
空きが少ないとき 次に確認すること
受入可能数が0の園を見つけても、その表だけで家庭の選択肢を決め切らず、区役所児童家庭課へ相談してください。希望園に書く場合の扱い、最新の変更、通える範囲でほかに検討できる施設を確認します。自分のランク等が不明な場合も、勤務や家庭の条件に沿って確認しましょう。
相談するときの例:「○年○月入所を希望しています。子どもは○年度の○歳児クラスです。○月○日調査の表を見て、候補の○○園は受入可能数が0でした。希望に書く場合の扱いと最新の状況、通える範囲でほかに検討できる施設を教えてください。」
認可外も検討するなら、空きの有無に加えて、保育時間・費用・契約条件を施設へ確認します。見学予約は各園へ、認可の申請や利用調整は区へというように、質問先を分けるとやり取りが進めやすくなります。
公式の案内と問い合わせ先を探す 保育所探しの情報まとめました
2027年4月の申込みは 方法ごとの締切も確認
空き状況を調べ終えたら、申込みの段取りへ進みます。2027年4月一次利用調整は、2026年10月13日確認時点で次の受付期間です。
- 窓口:2026年10月13日~11月6日
- 郵送:2026年10月13日~10月26日 消印有効
- オンライン:2026年10月11日~10月26日 17時
受入可能数のページにある11月6日は、どの申請方法でも使える締切ではありません。郵送・オンラインを予定している方は10月26日を基準に準備してください。この日程は2027年4月の一次利用調整のものです。年度途中は対象年度・入所月の締切と、郵送・オンラインの取扱いを別に確認してください。
川崎市外に住み続ける方が市内の園を希望する場合、4月入所は二次利用調整からの対象です。利用希望日までに転入する予定の方とは扱いが異なります。市外在住・転入予定の方は、公式の該当欄で申込先と必要な手続きを確認してください。
まとめ 表を見たあとに一つ進める
まず入園したい年月の受入可能数を開き、調査日とクラス年齢を確認します。候補園をメモしたら、見学を予約するか、区へ未確認事項を相談しましょう。前年のランクや予定人数だけで入園を予想するより、家庭の条件に合う園と手続きを具体的に確かめることが次の一歩になります。


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