こども家庭庁は2026年10月21日、11月の「乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間」を発表しました。対象は全国の家庭です。新しい義務や申請制度ではなく、赤ちゃんの睡眠を見直すための呼びかけです。
1歳未満の赤ちゃんがいる家庭は、11月を待たず、今夜の寝床から確認できます。この記事では、SIDSについての4つのポイントと、窒息を避けるための寝床づくりを分けて整理します。
SIDSと窒息は別。対策をしても「必ず防げる」わけではありません
SIDSは、予兆や既往歴がないまま起こる、原因の分からない病気で、物が口や鼻をふさぐ窒息事故とは異なります。予防方法は確立していません。あおむけなら絶対に起きない、特定の商品を使えば防げる、と受け取らないことが大切です。
公式の4つのポイントを、家族でできる行動に
- 1歳になるまでは、寝かせ始めをあおむけに。医学的な理由でうつぶせ寝を勧められている場合は、その子の主治医の指示を確認してください。一般的な情報だけで治療上の指示を変えないでください。
- 母乳育児は無理のない範囲で。母乳で育つ赤ちゃんでは発症率が低いという研究がありますが、授乳の事情は家庭ごとに異なります。母乳だけに変えなければ、と抱え込まず、困りごとは産科・小児科や保健センターへ。
- 赤ちゃんに関わる大人は禁煙に取り組む。本人だけでなく周囲の人の喫煙、妊娠中の受動喫煙も含めた話です。家族や預け先にも共有しましょう。
- 着せすぎ・暖めすぎを見直す。胸元に触れて汗ばんでいたら、衣服や室温を調整します。「寒い季節だから」と一律に重ね着を増やすのではなく、赤ちゃんの様子を確認します。
出典:こども家庭庁の2026年10月21日発表、赤ちゃんが安全に眠れるように(2026年10月23日確認)。
窒息の対策は「何を買うか」より、まず寝床の中を確認
硬めで平らな寝具を使い、枕・タオル・ぬいぐるみなどを寝床に置かないようにします。こども家庭庁は、1歳までは掛け布団を使わず、着るものや空調で温度を調整するよう案内しています。同じ部屋に赤ちゃん専用の寝床を用意することもポイントです。
例えば、昼寝の場所に授乳用クッションやタオルが残っていないか、夜は掛け布団を足す前に胸元を確認したか。寝かせる人が交代するときは、下の3項目を一緒に見ると、説明の抜けを減らせます。

この図は寝かせる直前の確認用です。禁煙や授乳を含む、SIDS対策の全項目を置き換えるものではありません。すべてのリスクをなくすことは難しく、できなかったことを責めるためのチェック表でもありません。
今日の次の一歩
まず寝床にある物を確認し、寝かせる向きと、暖めすぎていないかを家族で共有しましょう。授乳や持病など個別の不安は、医療機関・保健センターへ相談してください。月間が終わっても、睡眠環境の確認は続けてよい取り組みです。
公式情報・確認日
- 発表日:2026年10月21日。対策強化月間:2026年11月。
- 対象:全国。この記事の具体的な寝床の案内は主に1歳未満。
- こども家庭庁:11月はSIDS対策強化月間です
- こども家庭庁:SIDSと睡眠中の窒息のリスクを下げるポイント
- 情報確認日:2026年10月23日。最新の案内は上記公式ページをご確認ください。
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