
夜中の授乳が、もう体力的にも限界…。早くやめたい。でも、あんなに幸せそうにおっぱいを飲む顔が見られなくなると思うと、寂しくて、涙が出そうになる…。
「おっぱいをやめたのに、涙が止まらない」
「もう赤ちゃんじゃなくなった気がして、胸がぎゅっとなる」
断乳のあとに感じるぽっかりした寂しさは、とても自然な心の反応です。
それは、あなたがこれまでたくさんの愛を注いできた証。まずは、その気持ちを否定しないであげてください。
この記事は、そんなあなたの揺れる心に寄り添い、親子にとって一番傷つかない、優しいお別れの方法を紹介します。

泣いていいよ。涙は、がんばってきた自分をねぎらう合図だよ🌷
「卒乳」と「断乳」、似ているようで、全然違う。

卒乳
- 主役 → 赤ちゃん
- 自然に/卒業/見守る
断乳
- 主役 → 親
- 計画的に/やめる/決断する
💭 なぜ「断乳はこんなに寂しい」の?

- 日課の喪失感:1日のリズムの中心が急に消える
- 役割の変化:「授乳する私」からの卒業に戸惑う
- 成長のうれしさと切なさ:誇らしさと別れの感情が同時に来る
どれも自然な感情です。時間とともに落ち着いていきます。
🕊 心が少し軽くなる「3つの考え方」

- “終わり”ではなく“形の変化”
授乳は終わっても、抱っこ・目線・会話で愛情は伝わり続ける。 - 愛情の量は減らない
おっぱい=愛 ではありません。手をつなぐ、歌う、読み聞かせも同じくらいの愛。 - 寂しさは「良い関係の証拠」
それだけ深く結ばれていたから。感じ切るほど、次のステージへ進めます。
🌼 寂しい夜を乗り切る「優しい過ごし方」
- 儀式を作る:寝る前は抱っこ→深呼吸3回→絵本→ハグで「入眠ルーティン」
- 手紙を書く:「授乳の思い出ベスト3」をスマホメモに。涙が整う“感情の出口”に。
- 写真を1枚だけ飾る:授乳フォトを1枚。見返すのは1日1回までにして気持ちを整える。
- 言葉の置き換え:「終わった」→「次の抱っこ時間が増えた」
📘 【実践】がんばらない卒乳・断乳4ステップ

- 心の準備(「おっぱいバイバイ」の本を読んだり、言い聞かせを始める。)
- 日中の授乳を減らす(お散歩やおやつで気を紛らわす。)
- 夜の授乳を減らす(寝る前の授乳を、パパの寝かしつけや絵本タイムに変える。)
- おっぱい以外の愛情表現(泣いても、全力でハグ!「大好き」を伝える。)
💧 ママの体ケア:胸の張り・痛みの対処
- 冷やす:キャベツ湿布・保冷剤(直接肌に長時間は当てない)
- 圧抜き:軽く搾って張りを和らげる(絞りすぎ注意)
- 受診目安:発熱・強い痛み・しこりが続く→助産院/産婦人科へ
我慢し過ぎはNG。早めのケアが回復を助けます。
💌 ベビすけからの手紙(保存推奨)
ママへ。

たくさんの愛情と、おいしいおっぱいをありがとう。
ぼくはもう、抱っこや歌だけでも安心して眠れるよ。
これからは、新しいやり方で、もっといっぱい甘えるね。
ママ、大好きだよ。
💬 よくある質問(Q&A)
Q1. 断乳後、寂しさが続くのは普通?
ごく自然です。数週間〜数か月で和らぐことが多いですが、つらさが強いときは産後メンタル外来・助産師相談を頼ってOK。
Q2. 子どもがずっと泣く…心が折れそう。
泣きは「切り替えのサイン」。生活リズム調整(昼間の運動・日光・夕方入浴)で数日で落ち着くケースが多いです。
Q3. 「やっぱり戻したい」と思ったら?
一度戻す選択もOK。親子の心が整うやり方が最優先。再トライは数週間後でも大丈夫。
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🌈 まとめ:寂しさは、愛の重さ
涙は、がんばってきた日々の証。
授乳という形は終わっても、愛情はもっと自由に、豊かに伝えられます。
今夜はぎゅっと抱きしめて、「ここにいるよ」と伝えてあげてください。
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