最終更新:2025-08-11|監修:ベビすけナビ編集部
「医療証ってなに?保険証と何が違うの?」をまず30秒で。このページは全国どこでも通じる基本の考え方に絞って解説します。対象年齢や自己負担の有無、所得制限などの具体はお住まいの自治体公式で必ず確認してください。

ベビすけ
医療証は“保険証のサポート役”だよ。2枚セットで力を発揮!
1. これだけ知ればOK(要点3つ)
- 医療証=自治体の助成制度。公的医療保険(保険証)とは別物。
- 使い方は簡単:受診時に保険証+医療証を窓口へ(薬局も同様)。
- 引っ越し時は再申請:医療証は自治体ごとに発行。転入先で新規申請が必要。
2. 子どもの医療証とは(10秒で)
子どもが病院や薬局で払う自己負担(原則3割)の一部または全部を、自治体が助成してくれる仕組みです。対象年齢・自己負担の有無・所得制限・通院/入院の範囲は自治体ごとに異なります。
- 対象例:0歳~中学生/高校生相当 など(地域差)
- 範囲例:通院・入院・調剤(薬局)、一部は助成外(入院食事代など)
- 支払い方式:その場で無料/一部負担(現物給付) or 後日払い戻し(償還払い)

ベビすけ
「薬局も医療証?」→YES!お薬代も助成対象か確認しよう。
3. 呼び名いろいろ(“マル乳/マル子/マル青”って?)
自治体で呼び名が違います。俗称として、乳幼児=マル乳、子ども=マル子、青少年=マル青などと呼ばれる地域があります(東京など)。他地域では「子ども医療費助成」「子ども医療証」などの名称が一般的です。
4. 使い方(受診〜会計〜薬局)
- 受診時:受付で保険証+医療証を提示(初診/毎月最初の受診時に求められること多め)。
- 会計:自治体の方式に応じて、窓口無料/一部負担。助成外の費用は自己負担。
- 薬局:お会計前に保険証+医療証を提示。対象なら助成が適用。
- 払い戻し(償還払い):その場で助成にならなかった分は、領収書と申請書を持って自治体で手続き。申請期限に注意。
※入院時の食事療養費など、全国的に助成外の費用があります。自治体の案内で必ず確認。
5. 申請のしかた(いつ・どこで・何が必要?)
- いつ:出生後/転入時/保険の切替時(被保険者変更)など。
- どこで:市区町村の「子ども・保育」「福祉」「国保」など担当窓口。
- 必要書類の例:保険証、本人確認、対象児の情報(母子手帳など)、世帯の状況(住民票/所得関係)、振込口座、印鑑 など。
- 効力:多くは認定(交付)後に利用開始。遡って払戻できるかは自治体ごとに規定あり。

ベビすけ
転入直後は旧医療証が使えない地域も。新しい自治体で最優先で申請だよ!
6. 引っ越し/保険変更のときの注意
- 自治体をまたぐ転居:医療証は再申請必須。古い医療証は原則使えません。
- 保険が変わった:勤務先変更などで保険者が変わったら、医療証の差し替え手続きを。
- 期間の空白:交付待ちの受診は領収書保管→償還払いで請求可能な場合あり。
7. よくある質問・落とし穴
対象年齢は全国同じ?
違います。未就学〜高校生相当までなど、自治体差があります。 自己負担ゼロですか?
自治体により一部自己負担がある方式や所得制限があります。 入院の食事代は助成されますか?
多くの自治体で対象外です(「入院時食事療養費」等は自己負担が基本)。 薬局でも使えますか?
多くの自治体で調剤も対象ですが、例外あり。自治体ページで確認。 高額療養費や生命保険との関係は?
高額療養費は医療保険制度側の仕組みで別レイヤー。生命保険の給付とも別扱いです。
8. 公式の探し方(全国)
次のキーワードで自治体の最新ページ(またはPDF)が見つかりやすいです:
〇〇市 子ども 医療費 助成 医療証
〇〇町 乳幼児 医療費 助成
〇〇区 子ども 医療費 助成 PDF
〇〇市 高校生 医療費 助成
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