
レシピ本に「がゆ50g」って書いてあるけど、これって多いの?少ないの?毎食、目分量で「これでいいのかな…」って不安になっちゃう。

ネットの目安表を見ても、サイトによって書いてあるg数が違うし、結局どれを信じればいいの?キッチンスケールでいちいち量るのも大変だよね…。
離乳食の「量」って、本当に悩みますよね。レシピ本やネットには細かい数字が書いてあるけど、実際にやってみると「これで足りてるの?」「もしかして多すぎ?」と毎食ドキドキする…。
キッチンスケールで毎回量るのも大変だし、目分量だと不安になる。そんな悩みを一気に解決するのが、この記事です。
この記事では、月齢別の量の目安(g表)に加えて、「お茶碗」「大さじ」など身近なもので量がわかる早見表、そして「足りてる?」を判断する5つのチェック項目まで、これ1記事で完結する完全ガイドをお届けします。
量の目安は「お守り」みたいなもの!毎食きっちり量らなくても、ざっくり把握しておけばOKだよ!
まず最初に|量の「目安」との付き合い方
具体的なg数に入る前に、どうしても伝えたいことがあります。それは「量の目安は厳格なルールではない」ということ。
目安はあくまで目安、わが子のペースが正解
離乳食の量は、月齢・体格・性別・季節・体調・気分など、さまざまな要因で変わります。レシピ本やネットの「目安g」は「平均的な赤ちゃんの場合」でしかありません。
つまり、目安はあくまで「ざっくりした地図」。「ここから大きく外れていなければOK」くらいの感覚で見てください。
量より「食べる気持ち」を優先する理由
1歳までの離乳食は、栄養を摂ることより「食べる練習」がメインの目的です。
「目安通りに食べさせなきゃ」と無理に押し込むと、赤ちゃんは「食事=嫌な時間」と覚えてしまいます。これがいわゆる「食べない悩み」の原因のひとつ。
食べる量より、「食事の時間が楽しい」と思えることを優先してください。
個人差は驚くほど大きい
離乳食の量には、本当に大きな個人差があります。
- 目安の半分しか食べない子もいる
- 目安の倍以上食べる子もいる
- 日によって量がバラバラの子もいる
これらは全部「普通」です。体重が順調に増えていて、機嫌が良ければ、量はその子なりの正解です。
目安に縛られて毎食ピリピリするより、ざっくり把握して笑顔で食卓を囲む方が大事!
月齢別 1食あたりの量の目安g表
ここから、具体的なg数の目安を月齢別に紹介します。「こんな感じか〜」とザックリ把握する程度でOKです。

5〜6か月(ゴックン期)の量
| 時期 | がゆ | 野菜 | タンパク質 | 1日の回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 5〜15g | — | — | 1日1回 |
| 2週目 | 20g前後 | 5〜10g | — | 1日1回 |
| 3週目 | 25g前後 | 10〜15g | 5〜10g | 1日1回 |
| 4週目 | 30〜40g | 15g前後 | 10〜15g | 1日1回 |
★ポイント:ゴックン期は「食べる練習」がメイン。1さじから少しずつ増やせばOKです。
👉 詳しい進め方:【ゴックン期(5〜6か月)の進め方】完全ガイド
7〜8か月(モグモグ期)の量
| 食材 | 1食あたりの量 |
|---|---|
| がゆ(7倍がゆ) | 50〜80g |
| 野菜・果物 | 20〜30g |
| タンパク質 | 豆腐:30〜40g / 魚・肉:10〜15g / 卵:全卵1/3個 |
| 1日の回数 | 1日2回 |
★ポイント:1回目を多めに、2回目は少なめからスタート。徐々に同量に近づけます。
👉 詳しい進め方:【モグモグ期(7〜8か月)の進め方】完全ガイド
9〜11か月(カミカミ期)の量
| 食材 | 1食あたりの量 |
|---|---|
| がゆ(5倍がゆ〜軟飯) | 80〜90g |
| 野菜・果物 | 30〜40g |
| タンパク質 | 豆腐:45g / 魚・肉:15〜20g / 卵:全卵1/2個 |
| 1日の回数 | 1日3回 |
★ポイント:3回食になり、活動量が増えるので食事量も一気にUP。鉄分を意識して。
👉 詳しい進め方:【カミカミ期(9〜11か月)の進め方】完全ガイド
12〜18か月(パクパク期)の量
| 食材 | 1食あたりの量 |
|---|---|
| 軟飯〜ごはん | 90〜120g |
| 野菜・果物 | 40〜50g |
| タンパク質 | 豆腐:50〜55g / 魚・肉:15〜20g / 卵:全卵1/2〜2/3個 |
| 1日の回数 | 1日3回 + おやつ1〜2回 |
★ポイント:大人と同じ量ではなく、約1/3〜1/2が目安。おやつ(補食)も1日のエネルギー源として大切です。
👉 詳しい進め方:【パクパク期(12〜18か月)の進め方】完全ガイド
g数を覚える必要はないよ!次の「身近なもの早見表」でザックリ把握できればOK!
身近なものでわかる早見表(目分量ガイド)
「g」と言われてもピンと来ない…そんな時に役立つのが、家にあるもので量を把握する目分量ガイドです。

おかゆの量を「お茶碗」で表現
| 月齢 | がゆの量 | 身近なものに例えると |
|---|---|---|
| 5〜6か月 | 15〜40g | 大さじ1〜大さじ3杯 |
| 7〜8か月 | 50〜80g | 子ども茶碗の1/3〜半分 |
| 9〜11か月 | 80〜90g | 子ども茶碗の半分〜2/3 |
| 12〜18か月 | 90〜120g | 子ども茶碗1杯弱 |
野菜・タンパク質を「大さじ・小さじ」で表現
| 食材・量 | 大さじ・小さじ換算 |
|---|---|
| 野菜10g | 大さじ1弱 |
| 野菜20g | 大さじ1強 |
| 野菜30g | 大さじ2 |
| 豆腐30g | 大さじ2 |
| 豆腐50g | 3〜4cm角1個 |
| 魚・肉15g | 大さじ1 |
| 卵黄1/4個 | 耳かき大2〜3杯 |
1食の総量を「子ども用器」で表現
| 月齢 | 1食の総量 | 子ども用器で表現すると |
|---|---|---|
| 5〜6か月 | 20〜70g | 小皿に1〜2さじ盛り |
| 7〜8か月 | 100〜130g | 子ども用ランチプレートの半分 |
| 9〜11か月 | 130〜160g | 子ども用ランチプレートの2/3〜全体 |
| 12〜18か月 | 160〜200g | 子ども用ランチプレート1枚分 |
お茶碗・スプーン・小皿で覚えれば、毎回量らなくてもOK!ストレスフリーに離乳食を進められるよ!
「足りてる?多すぎ?」を判断する5つのチェック項目
g数や目分量より、もっと正確な「量の判断基準」があります。それは赤ちゃん自身の様子です。

チェック①:体重が順調に増えているか
離乳食の量が適切かを判断する最も信頼できるサインです。
- 適切なサイン:母子手帳の成長曲線に沿って増えている
- 注意サイン:1ヶ月以上、体重がまったく増えない・減っている
多少カーブから外れても、その子なりに増えていれば大丈夫。健診で問題なしなら気にしすぎないで。
チェック②:食後の機嫌がいいか
食事のあとの様子は、量が適切かを示す大事なバロメーターです。
- 適切なサイン:満足そうな表情、ご機嫌で遊ぶ
- 足りないサイン:食後すぐに泣く、母乳・ミルクをガブ飲み
- 多すぎサイン:苦しそう、ぐったりする、吐き戻す
チェック③:うんち・おしっこの状態
排泄の様子からも、栄養の摂取状態がわかります。
- 適切なサイン:毎日〜2日に1回うんち、おしっこ6回以上/日
- 注意サイン:便秘が3〜4日続く、おしっこが極端に少ない・濃い
チェック④:母乳・ミルクの飲みすぎ・飲まなさすぎ
離乳食と母乳・ミルクのバランスも重要なポイントです。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 離乳食後にガブ飲み | 離乳食の量が足りていない可能性 |
| 離乳食後にあまり飲まない | 離乳食で満腹になっている、適切 |
| 離乳食前に大量に授乳 | お腹が空いていない状態で食事に → 食べない原因 |
チェック⑤:食べる前の空腹サインがあるか
適切な量が食べられているかは、「次の食事を待ち望んでいるか」で判断できます。
- 適切なサイン:食事の時間が近づくと「もぐもぐ」の動きをする、椅子に座らせると喜ぶ
- 足りないサイン:食事と食事の間でグズりがひどい
- 多すぎサイン:食事の時間でもお腹が空いている素振りがない
g数より、わが子の様子!体重・機嫌・うんちが順調なら、量は気にしすぎなくて大丈夫!
量が増えない・少ない時の対処法
「目安より少なく食べてる…」と気になる時に、試してほしい4つのアプローチです。
対処①:食べる前の授乳間隔を見直す
離乳食の直前に母乳・ミルクをたっぷり飲ませると、お腹が空いていない状態で食事になります。離乳食の3〜4時間前から授乳を控えると、食欲が湧きやすくなります。
対処②:食事のタイミングを変える
食事の時間を朝・昼・夕で固定せず、赤ちゃんが「お腹空いた!」のサインを出すタイミングに合わせるのも手です。
- 朝寝の後
- 外出から帰ってきた直後
- お風呂の前(リラックスしている時)
対処③:お腹が空く活動を増やす
運動量が少ないと食欲も湧きにくいです。月齢に合わせて活動量を増やすと、自然に食べる量も増えます。
- 5〜6か月:お風呂上がりにベビーマッサージ
- 7〜8か月:うつ伏せ遊び・寝返り促進
- 9〜11か月:ハイハイ・つかまり立ちで動き回る環境を
- 12〜18か月:お散歩・公園遊び
対処④:「量より練習」と割り切る
どうしても量が増えない時は、「今は練習期間」と完全に割り切るのも大切です。1歳まで母乳・ミルクで栄養はちゃんと摂れているので、焦る必要はありません。
👉 詳しく:離乳食を食べないのは普通です|月齢別の原因・対処法
量を多く食べる時の注意点
逆に、目安よりたくさん食べたがる赤ちゃんもいます。これも基本的に「個性」ですが、いくつか注意点があります。
与えすぎが気になる時のサイン
- 食後ぐったりする、吐き戻しがひどい
- 体重増加が急激すぎる(1ヶ月で1kg以上増加)
- うんちが下痢気味になる
- 胃腸の調子を崩しやすい
これらが見られたら、量を少し減らして様子を見てください。
母乳・ミルクとのバランス
離乳食をたくさん食べる赤ちゃんは、母乳・ミルクの量が自然に減ります。1歳までは母乳・ミルクも栄養源として大切なので、極端に減りすぎないよう注意。
1歳までの目安として、1日500〜600ml程度の母乳・ミルクは確保したいところです。
「完食=正解」ではない理由
離乳食を完食することと、健康的に育つことは、必ずしもイコールではありません。
「子どもが欲しがるから」と大人サイズの量を与えるのは過剰になります。月齢の目安を上限として、それ以上は別の遊びで満足させてあげましょう。
食べすぎても食べなくても、心配なら小児科で相談!プロに頼るのは正解だよ!
あるある悩みQ&A
量に関する「あるある」な悩みをまとめました。
Q. 目安の半分しか食べません
これはかなりよくあるケースです。体重が成長曲線に沿って増えていて、機嫌が良ければ全く問題ありません。
「我が子の適量」がたまたま目安の半分なだけ。1ヶ月後、3ヶ月後と少しずつ増えていくはずです。
Q. 目安より多く食べたがります
これも個人差の範囲内です。明らかな与えすぎサイン(吐き戻し・急激な体重増加)がなければ、目安+α程度なら大丈夫です。
ただし、月齢の目安を大きく超える量は控えめに。お皿のおかわり要求に毎回応じると、満腹中枢の発達に影響することも。
Q. 日によって量がバラバラ
赤ちゃんも大人と同じく、「今日はあんまり食べたくない日」があります。1週間単位で平均してみると、意外と適量に近いことが多いです。
Q. ベビーフード1袋使い切れません
ベビーフード(レトルト)は1食分が大人の感覚で作られていることが多く、特に離乳食初期〜中期では使い切れないのは普通です。
使い切れなかった分は冷蔵庫で当日中に、冷凍するなら1週間以内に使い切りましょう。
どんな悩みも「うちだけ?」じゃないよ!みんな同じこと悩んでるから、安心してね!
月齢別の関連記事
量の目安は月齢によって大きく変わります。詳しい進め方や食材の組み合わせは、各月齢の専用記事をご覧ください。
- 【ゴックン期(5〜6か月)の進め方】量・スケジュール・食材リスト完全ガイド
- 【モグモグ期(7〜8か月)の進め方】2回食への移行・量・固さ完全ガイド
- 【カミカミ期(9〜11か月)の進め方】3回食・手づかみ食べ・鉄分対策完全ガイド
- 【パクパク期(12〜18か月)の進め方】完了期の量・固さ・卒業のタイミング完全ガイド
- 【離乳食の進め方 完全ガイド】5か月〜18か月までの全体マップ
- 離乳食を食べないのは普通です|月齢別の原因・対処法・心が楽になる考え方
食材ごとの月齢別OK/NGは、無料ツール食材デビューチェッカーで一発確認できます。
まとめ|量の目安は「お守り」、わが子のペースが正解
離乳食の量について、大切なポイントをもう一度おさらいします。
- g表は「ざっくりした地図」:大きく外れていなければOK
- 身近なもので把握:お茶碗・大さじ・子ども用器で十分
- 5つのチェック項目:体重・機嫌・うんち・授乳・空腹サイン
- 少ない時の対処:授乳間隔・タイミング・活動量を見直す
- 個人差は驚くほど大きい:目安の半分も倍も「普通」
離乳食の量は、毎日違って当然です。「今日は気分じゃないみたい」「今日はモリモリ食べたな」そんな日々のリズムを楽しんでください。
g数や目安に縛られて、毎食ピリピリするより、「ざっくり把握、わが子の様子優先」で進める方が、ママもパパも赤ちゃんも、みんな笑顔でいられます。
離乳食全体の流れを確認したい時は離乳食の進め方 完全ガイドに戻ってください。
量の目安は「お守り」だと思って!わが子のペースに合わせて、楽しく離乳食を進めようね!



コメント